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2006年11月17日

分解生活

文責:清水恵津子(パワー・インタラクティブ マーケティングデータアナリスト)

問題解決の手法として「分解して考える」という方法があります。

一般的なものは「利益=売上-費用」ですよね。これは企業において様々な用途で適用できます。

例えば『ここ5年利益が減少傾向にあるのはなぜか?』を分析したい場面を考えて見ます。

まず、売上と費用について各々の5年間の増減を分析します。ここで売上は上がっているのに費用に問題がありそうだとします。その段階で「費用」をまた分解し分析します。

「費用=変動費+固定費」

そこで変動費と固定費を各々分析をします。そして問題のあるところに焦点をあてて深堀りしていく。これを繰り返し、原因だと思われる点を探し当てていきます。

Webサイトではよく下記のような分解をします。

訪問者数が増えないのはどうしてか?
    ↓
どこからの誘導が弱いのか?
 ・検索エンジン
 ・外部サイト
 ・メールマガジン(ダイレクト)
    ↓
どのサイトから、どのメルマガからの誘導が弱いのか?

と1段階づつ分解を繰り返します。

では分解することにどんなメリットがあるのでしょうか??

ひとつは、効率があがるということです。分解せずに思いつきでひとつづつ分析をしていくと時間がかかります。一方、段階を追って分析をしていくと変化の大きいものから優先的に分析をしていくことができます。

もうひとつは、要因の漏れが防げるという点です。要因特定を経験値や思いつきでなくすべて網羅することができます。

分解方法としては、足し算、掛け算、プロセスなどがあります。

訪問者数を分解してみると、上記のような外部誘導元以外にも

  • 新規ユーザー+リピーター
  • 購入者+非購入者
  • メルマガ配信者数×クリック率(=メルマガによる訪問者数)

など、いろんな切り口があります。

プロセスを使って『なぜWebサイトの申込が増えないのか?』の問題を考えた場合、例えば以下のように分解できます。

  • Webサイト自体を知らない
  • Webサイトは知っているが訪問をしなかった
  • Webサイトに訪問したが申込をしなかった

一つの事象についていろんな切り口を持っていると問題解決への糸口が早くみつかるようになりますよ。いつもと違う切り口で分解してみると新たな発見があるのではないでしょうか。

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