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2007年08月23日
文責:川咲亮司(パワー・インタラクティブ マーケティングデータアナリスト)
先日、米国でアップル社から「iPhone」が発売されました。4Gモデルで約6万円という高価格なものにも関わらず、その販売台数は発売後30時間で27万台を超えたそうです。
「電話を再発明する・・・」とSteve Jobs氏が今年の1月に宣言してから半年後にリリースされたiPhone。その魅力は、マルチタッチ式全面タッチパネルがもたらす、「ユーザーインターフェイス」と「ユーザーエクスペリエンス」だと考えます。後者はあまり馴染みのない言葉かも知れませんので、簡単に説明すると、製品やサービスの使いやすさという次元のもうワンステップ上をいく、使うことで「楽しい」「うれしい」といった有意義な体験ができることを言います。ちなみに、WindowsXP の「XP」もこのエクスペリエンスという意味が込められています。
さて、このiPhoneのインターフェイスを理解してもらうには、実際に見てもらうほうがスムーズだと思います。iPhoneを紹介している映像をYoutubeで発見しましたので一度こちらをご覧ください。
昨年はゲーム業界において任天堂が、映像や処理性能の高度化ではなく人間と機械の接点を高度化するという背景に送り出した「Wii」で、成功を収めました。これもユーザーエクスペリエンスの実装による成功事例の一つだと言えます。
ゲーム業界に限らず今後は、必ずしも高機能性、多機能性だけがデバイスを選択する際の大きな要因とはならないのです。この「iPhone」が成功することで、この傾向は更に強まると考えられます。
Webサイトにおいても、今後は重要な要素の一つとなるのではないでしょうか?例えば、インターネット上のショッピングタウンサイトである「ZOZOTOWN」などは、RIAを有効活用することで、使いやすさだけでなく、利用者にネットショッピングの楽しさを与えるサイトインターフェイスとなっています。
Webサイト構築を事業の一つと位置づける我々としても、今後は使いやすさだけでなくサイト訪問者に目的以上の付加価値を与える仕掛けを、講じる必要がありそうです。
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