こつこつマーケティングBLOG | Webマーケティングのパワー・インタラクティブ

こつこつマーケティングBLOG 2008年01月

Home > こつこつマーケティングBLOG > 2008年01月

[ ここから本文 ]

« 2007年12月 | メイン | 2008年03月 »

2008年01月28日

トヨタウェイ2001

文責:岡本充智(代表取締役)

米国の自動車専門紙「オートモーティブ・ニュース」が、2007年の世界自動車販売台数はトヨタ自動車がトップとなり、米最大手ゼネラル・モーターズ(GM)を上回ったと報じた。

 自動車販売でトヨタが首位の記事

最近、書店では、日本を代表する企業として、トヨタの人材育成に関する書籍が、ビジネス書売場の平場をにぎわしている。

その人材育成の基盤として、2001年に策定された、「トヨタウェイ2001」が経営者・人事担当者には、よく知られるところである。

 トヨタウェイ2001
 
この中で、トヨタがグローバル展開を進めていくために、いままで脈々と伝承されてきた暗黙知を「トヨタウェイ2001」で明文化することで、現地への権限委譲をスムーズに進めている。

内容は、

・知恵と改善

-チャレンジ、Challenge
 私たちは長期ビジョンを策定し、私たちの夢を実現するため、勇気と創意をもって、目標にチャレンジする。

-改善、Kaizen
 私たちは常に革新に向けて努力し、事業経営の進化を促すため、継続的改善に取り組んでいる。

-現地現物、Genchi Genbutsu
 私たちは事実を発見して正しい決定を下し、コンセンサスを形成し、できるだけ速やかに私たちの目標を達成するため、現地に出向く。

・人間性の尊重

-尊重、Respect
 私たちは他人を尊重し、お互いを理解するため努力を続け、私たちの行動に責任を持ち、相互の信頼を築き上げるため最善を尽くす。

-チームワーク、Teamwork
 私たちは個人的および職業的な成長を奨励し、経歴開発の機会を共有し、個人とチームの成果を最大化する。

と、5つのキーワードで、トヨタの経営哲学をまとめている。


また、トヨタは、未来の人材育成に向けて、教育分野にもそのノウハウを惜しげもなく提供している。

 海陽中等教育学校

全寮制で中学高校の六年間を通じて、国の核となる優れた人材を育てる教育機関として、試行錯誤しながら、新しい一石を投じてくれるものと思う。

これからの歩みに、大いに期待したい。

コメント [0件]  トラックバック [0件]

2008年01月23日

学生街の喫茶店

文責:岡本充智(代表取締役)

大阪大学学長の鷲田清一氏が、17世紀後半に生まれたコーヒーハウスをモデルにした「議論できる喫茶店」を立ち上げる計画を進めていると日本経済新聞朝刊(1月21日付)の「インタビュー領空侵犯」で談話されている。

銀座ルノアールの小宮山社長やグリーの田中社長の反論もそれぞれの立場から、読むと各論点があり興味深い。

いずれにしても、議論を通して、「知の基礎体力」を持たないと、本当のデモクラシーは育たないと鷲田氏は言われている。
鷲田氏は西本願寺の近くで生まれ、京都大学文学部哲学科を卒業。

そのようなバックボーンも、議論の場としての喫茶店を生み出したいという原動力になっているのではないだろうか。

ふっと、学生時代に足しげく通った京都の喫茶店「フランソア」を思い出した。
ひとり静かな思索の場であり、友との激論の場であったように記憶している。
フランソアは喫茶店としては、はじめての登録有形文化財になっている。

ガロの「学生街の喫茶店」の歌詞の一節に、

 ♪君とよくこの店に来たものさ
  訳もなくお茶を飲み話したよ

さて、どのような喫茶店が出来れば、知の基礎体力向上に連なっていくのだろうか。

コメント [0件]  トラックバック [0件]