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2009年10月28日
パワー・インタラクティブでは、Webマーケティングの基礎から具体的な事例まで網羅した人気セミナー『短期集中Webマーケティング実践活用講座』を東京、大阪で開催しています。
その中で、実用性が高く、実務に直結した5つのテーマについて、今回よりシリーズで受講生との質疑応答を実録風にご紹介します。
第3回は『リスティング広告の有効活用編』です。
尚、オーバーチュア株式会社は09年10月1日にヤフー株式会社と合併したため、文中表記はヤフー!リスティングで統一しています。
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(回答)
検索需要では現状ヤフー!リスティングの方が多いので、より多くの接点を持ちたいということであればヤフー!リスティングの方がよいと思われます。ただ、開発部門等技術系中心に集める場合はアドワーズを利用してみてはどうでしょうか。
(回答)
Googleではキーワードツールを用意しています。ある程度の検索予測数と関連キーワードを紹介していますので、そちらを利用してキーワードを補充していく方法があります。
(回答)
リスティング広告では複数の広告コピーをローテーション掲載する機能があります。絶対正しい広告文はありませんので、複数の広告文を掲載し、クリック率とコンバージョン率で評価していく方法がよいとおもいます。
(回答)
他社が自社の社名で出稿しているなど自社名で競争が起きているといった場合に自社名で出稿し、集客を行うことがあります。
(回答)
まずは直帰率を把握して下さい。リスティング広告の管理画面ではクリック率、コンバージョン率を把握することができますが、訪問後、1ページしか見ずにサイトを離れている割合が高いと無駄なクリックを集めている可能性が高いです。そのため、直帰率の高いキーワードをみつけてキーワード・広告コピーの改善につなげていくべきです。
(回答)
電通の「2008年日本の広告費」によると、2008年度のインターネット広告費は5,373億円で、うちモバイル広告費は913億円です。モバイル広告はPCのインターネット広告の鈍化に対し、前年度比147.0%と伸びており、企業がモバイル広告費にかける割合は伸びています。モバイル広告費全体の伸長に伴い、モバイルリスティング広告費も大きく伸びていると考えられます。
リスティング広告については、ヤフー!リスティングとアドワーズの比較についての質問や、登録キーワードについて、評価方法についてのご質問が多かったようです。
オーバーチュア(ヤフー!リスティング)オンライン代理店のパワー・インタラクティブでは、リスティング広告運用プランやアクセスログデータを活用してのSEM(検索エンジンマーケティング)効果検証プランなど、お客様のニーズに合わせたプランをご用意しております。お気軽にお問い合わせ下さい。
『検索エンジンマーケティング支援プラン』詳細資料ダウンロードもご活用下さい。
2009年10月26日
文責:岡本充智(パワー・インタラクティブ 代表取締役)
『芸術起業論』
著 :村上 隆
出版:幻冬舎
価格:1,680円
経営者と芸術家の共通点。それは、「感性」。
京セラの辣腕経営者だった、伊藤謙介さんは、郷里岡山にゆかりのある若手芸術家を支援しておられます。その理由は、豊かな文化が育つ土壌がなければ、ベンチャーも盛んにならないというものです。岡山県が主催する「I氏賞」がそれです。
伊藤さんとは、京都で開催される経営勉強会でよくお会いさせていただきます。経営者の偉大なる大先輩として、伊藤さんの誠実で心意気の溢れたお話をお聴きするとつい、くじけがちになる気持ちにスイッチが入ります。お会いできて、つくづく幸せだと感じます。
話は変わりますが、海外で高い評価を得ている芸術家村上隆はルイヴィトンとコラボをしました。これが、最初に村上隆に興味を持ったきっかけです。
とてつもない私の思い込みですが、優れた芸術家は孤高の天才で、マーケットに敏感に反応するブランドビジネスとは決して相容れないと思っていました。だから、大学を卒業してから十年余りブランドビジネスに関わっていた私にとっては、彼がルイヴィトンの仕事をしたことは、とてもショックでした。そして、辿り着いたのが、この彼の著になる『芸術起業論』です。書き出しから、眼から鱗でした。
少し、抜粋してみます。
「なぜ、これまで、日本人アーティストは、片手で数えるほどしか世界で通用しなかったのでしょうか。単純です。欧米の芸術の世界のルールをふまえていなかったからなのです。」
「ぼくは欧米のアーティストと互角に勝負するために、欧米のアートの構造をしつこく分析しました。仮説と検証の連続から芸術制作マネジメントの技術も磨いてきました。」
「勉強や訓練や分析や検証を重ねてゆき、ルールをふまえた他人との競争の中で最高の芸を見せてゆくのが、アーティストという存在なのです。」
もうお気づきでしょうが、ビジネスのルールをふまえるところも、仮説・検証を繰り返すところも、その過程で最高の価値を顧客に社会に提供するのも経営と同じです。ただ彼は、この繰り返しが、並の努力では何も得られない。徹底的に閾値を越えるまで、やり続けることだとも言ってます。全く持って同感です。
彼は、あとがきに、こう述べています。
「私は『美』のために働いていきたい。そして、日本、世界のどこにおいても、美を創造し、その名の下に喜びを分ち合いたい。そのために土壌造りから始めなければならないなら喜んで泥まみれになる。」
経営も美を追求していきたいと思います。そのためならば決して泥まみれになることは厭いません。まさに、『芸術家起業論』から、学び得るものは無尽蔵に大きいと感じています。
2009年10月26日
文責:川咲亮司(パワー・インタラクティブ マーケティングディレクター)
『ロジカル・コミュニケーション』
著 :安田 正
出版:日本実業出版社
価格:1,365円
コミュニケーション力は「話の設計図」をつくることで飛躍的に伸びる
本書は上記をテーマに、「話の設計図」について豊富な事例と演習で説明されており、構成もシンプルで非常に読みやすく、普段、「話がわかりづらい」なんて言われることが多い方にはオススメの一冊です。
本書では「話の設計図をつくる=情報のアウトライン化」と呼んでおり、その手順を
1.話を大きく分けると何個になるのかを考える
2.それらにラベルをつける
3.相手が理解しやすい順番で全体像を予告する
の3ステップで紹介しています。
普段、セミナー講師・ディレクション・提案のプレゼンなど、人前で話す機会の多い私にとって、「情報のアウトライン化」というのは、非常に興味深いものでした。
最近はディレクション業務が多く、ふっとこんな経験が思い当たりました。

これは
・クライアントの意図をきちんと理解していない
・デザイナーに要望をうまく伝え切れていない
の2点によって、無駄な工数が発生してしまっており、どちらもコミュニケーション不足が原因です。
上記以外にも、コミュニケーション不足が要因で、失敗したシーンは結構思い当たります。その時は、「運が悪かった」「たまたま」で片付けてしまっていたかも知れませんが、本書を読んで己のコミュニケーション能力に非があることを思い知らされました。(深く反省しております)
会話の中で、情報のアウトライン化を形成する能力は、かなりの経験を積まない限り、そう簡単にはものにできない、かつ練習というのもなかなか難しいかもしれません。しかし、一旦持ち帰って考える時間が取れる、議事録や営業日報などであれば比較的練習もしやすいのではないでしょうか。
ビジネスシーンにおいて、何より重要視されるコミュニケーション力。そこに課題を持っている方には、まず本書で「情報のアウトライン化」を練習されることをお薦めします。
2009年10月19日
文責:遠藤美加(パワー・インタラクティブ 取締役/常務執行役員)
秋になると、むくむくとオシャレしたくなる。
最近は仕事で忙しくなったこともあってか、休日に街やデパートをブラブラ歩いて、今年はこんなアイテムやカラーが流行るんだな~と楽しむこともほとんどしなくなった。ショッピングも仕事で外出した際や会社帰りに、あまり迷うこともなく、“仕事で着回しができるかどうか×お値段”で、決め打ちで買うことが増えている。
考えてみると「迷う」という行為は、贅沢な行為だったということに思い当たる。時間のゆとりがあって、心に余裕がないと「迷う」ってことはできない。
学生の頃は1つのアイテムを買うのに、何軒もの店をこれでもかっていうぐらい探し回って買い物をしていた。もちろん使えるお金が少なかったということはあるけれど、限られた予算の中で気に入ったものを探し当てる、それ自体がオシャレするっていう行為の1つだったのだと思う。そう考えると最近のわたしはプアーだ。
そんな私が最近、はまっているのがユニクロのオンラインショップ
最初はユニクロなんてどこにでもあるのに、誰がオンラインショッピングなんてするんだろうと思っていた。3月末頃だったか、ユニクロのオンラインショッピングサイトが全面リニューアルで、これまでにない画期的なインターフェイスに変わり、仕事柄もあって興味本位で買い物してみた。これが、なんともいえず気持ちよく、購買意欲がオンになるサイトなのだ。
その時に買ったのは、USのショップでしか売っていないというジーンズ。
正直、ジーンズをオンラインショップで試着なしで買うのはかなりの勇気がいる。けれどそんなわたしの背中を押ししたのは、
・普段買っているジーンズの5分の1ぐらいの値段だし、失敗しても
まぁいいや
・USショップでしか売ってない、近くのユニクロのお店では買えない
ものだし・・・
という2つだった。
そしていよいよカートへ。その時に次の問題が・・・どのサイズを選べばいいんだろう。US仕様のジーンズだったため、通常の日本のユニクロ商品のサイズとは表現が異なっている。どうしよう・・・、という時に気づいた商品の詳細ページの下部にある「ユーザーからのコメント」という箇所。これが熟練した店員も顔負けではないかと思うほどののコメントなのだ。
例えば、現在のサイトから少し抜粋してみると、
“実店舗で購入しました。ここで皆さんのレビューをみて参考になりました。体型、151cm、体重47キロ。サイズ26インチです。ふくらはぎや太股に若干ゆとりがあります。生地がバイアスになっているのでストレッチ感がありますね。ほんと吸い付くような生地で大満足です。カラーはブルー、グレー、ネイビーを買いましたが、グレーが一番柔らかかったです。ブルーは本当に良い色見で正統派のブルーって感じです。参考までに補正ですが、くしゅくしゅとさせたかったので8センチ程切りました。本当にお勧めですね。”
“23の黒、164センチ48キロです。実店舗で購入。いつもはパンツもオンラインで購入しても失敗がないのですが、この商品は一度試着しないと自分のサイズがわかりませんでした。せっかく細かいサイズ展開があるので、ぜひ試着することをお勧めします。ちなみに24と23でどちらにしようかと思いましたが、よく伸びる素材なで23にしました。迷ったら下のサイズを選んだ方がいいみたい。
テーパードはひざ下のラインがとてもきれいに見えて友だちにも「どこで買ったの?」と聞かれました♪
今度はサイズがわかったので、オンラインでほかの色を購入する予定です。”
こんな感じのコメントが商品ごとに書き込まれている。特に、オンラインで買った
ユーザーだけでなく、実店舗で試着して買ったユーザーのコメントも投稿されていて、他人の試着経験・購入後の経験を参考にして、じっくり吟味することができる仕掛けになっているのだ。
わたしの初ユニクロオンラインショップ購入経験も、このユーザーコメントのおかげで、自分にフィットしたものを無事購入できた。
この買い物経験から、時々、ユニクロのオンラインショップをチェックし、気に入った商品があるとユーザーコメントをじっくり読んで、買い物するようになった。おそらく店頭で自分で確かめるより、私より数倍・数十倍の買い物上手な他人の経験をユーザーコメントで入手した方が、ずっと賢い買い物ができているのではないかと思う。
また、他人のコメントを参考にしてオンラインショップで買い物して、商品が届いて試着してみる時、想像以上に自分にフィットした時は、「なんていい買い物をしたんだろう」と自分を自分でほめてあげたくなるぐらい、ショッピングのプロセス自体に大きな満足度をおぼえるのだ。ちなみに、わたしはユニクロのオンラインショップを使うようになって、ユニクロの商品自体の知識がずいぶん上がったと感じている。
ユニクロのオンラインショップは、まさにユーザーの買い物体験をリッチにするオンラインショップなのだ。恐るべしユニクロ。