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2010年04月20日

無意識を意識するユーザービリティー

文責:金谷 武士(マーケティングディレクター)

最近、よく出張で東京に行くのですが、根っからの関西人の私はいつも
エスカレーターで右側に立ってしまいます。
その度に「あっ、東京は左側で待つんだ」と思い慌てて左側にいきます。

海外にいったときも道路を渡るときに右側から車が来ないことを確認して、
渡ろうとしたら左側から来る車にひかえれそうになったことがあります。

このように、人は毎日の習慣から無意識の行動をとってしまうことはよく
あることです。

ことWebにおいてもこの人の習慣からの無意識な行動を意識して、サイトを
作ることは重要です。

例えば、よく言われるのがボタンのデザインですが、

クリックをしてもらうことが目的のボタンであれば
単に四角いボタンを配置するよりもぷっくりさせた
ボタンの方がボタンだと認識されやすく、

さらに少し影をつけ矢印のような模様をつけた方が、よりボタンらしく
なります。

当然ユーザーはいちいちぷっくりしてるからこれはボタンなんだと考えている
のではなく、日々生活している中で無意識にボタンだと判断しているのだと
おもいます。

それと同様に最近、ユーザーに身についた無意識な感覚で、Webサイト上の動画
もあげられるかと思います。

Youtubeなどのストリーミング動画が登場するまでは、Web上で動画を公開するときにはボタンを作り、それを押すとメディアプレイヤーが立ち上がるといったものが
当たり前でした。しかしそれだとそのボタン自体をユーザーが見落とすこともある
でしょうし、無意識に動画があるということがわかりません。

しかし、Youtubeやニコニコ動画の人気により、下図のようにサイトに配置することで



ユーザーには動画があるということを無意識に知ってもらうことができるようになりました。

もし、御社のサイトの動画コンテンツがボタンを押してプレイヤーを立ち上げないと見られない作りになっているのであれば、上図のような形に変更することでより、自然とユーザーに動画コンテンツを見てもらえるようになるのではないでしょうか。

新しいサービスがどんどん作られていく中、ユーザーにも新しい無意識が増えていくはずなので、Webサイトを作る上で、人の無意識を意識するということはこれからも非常に重要になってくるものと思います。

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2010年04月05日

つぶやきコミュニケーションで満足度をリアルに把握!~映画祭のTwitter活用

文責:江口由美(パワー・インタラクティブ 商品企画)

ちょうど半年ほど前に、大阪ヨーロッパ映画祭でのWebとリアルの広報活動ついての記事を書いたところだったが、この半年で私のWeb環境は大きく変わった。

何が変わったか?

iPhoneユーザーとなり、Twitterに出会ったのだ。
きっかけは、上司の「Twitter、面白いよ~ 江口さんもiPhoneユーザーになり!」という鶴の一声。従順な部下はすっかりその気になり、年末にiPhoneを購入、自分のアカウントをとりひっそりとTwitterをしはじめた。

年が明け、3月に開催される大阪アジアン映画祭でもボランティア依頼を受け、Webでの広報を手伝おうと考えたときに、まだ自分にとっても未知数のTwitterで映画祭の公式アカウントを取得し、つぶやくことを提案。世の中の流れ上持っておいたほうがいいと事務局のGOサインが出てアカウントを開設する運びとなったのは、1月中旬。映画祭開催の2ヶ月前だった。

Twitter公式アカウントを運営するにあたって決めたことは
○フォロー(読者登録)してくれた人には原則全員フォロー返しをする。
○こちらのツイート(つぶやき)にリツイート(引用)やメッセージをくれた方には必ずコメントをつけてリツイート返し、または返事をする。

フォロワー数(フォローしてくれる人の数。100人がまず発言してそれなりの反応がある目安とも言われている。)がどれだけ増えるかは未知数であるが、mixi「大阪アジアン映画祭」コミュニティーメンバー数が当時51人だったことを考えると、爆発的に増えることはあまり考えられない。

つぶやき担当はボランティアで、夜や休日ぐらいしかまともにつぶやけなくても、なんとか対応できる範囲であろうと全フォロー、全コメント返しに踏み切った。

今年は日本でも根強いファンを持つ香港のジョニー・トー監督が来阪することもあり、先行発売情報にもフォロワーが即反応。前売り完売間近にも「残り僅か!」といち早く告知することができた。(完売ギリギリ間に合ったお客様も!)

そのままゆるやかにフォロワー数は上昇を続け、3月に入って100人を突破。

3月10日に映画祭のオープニングで前売り完売のジョニー・トー監督舞台挨拶をつぶやくと当日来れなかった関東のファンの方からもツィートが続々寄せられた。
そのあたりからフォロワー数もさらに上昇。翌日以降は来場し、鑑賞した映画をつぶやく来場フォロワーにiPhoneから感謝の言葉と一言コメントをひたすら返し、会場の様子や来場ゲストの挨拶、コメントを伝えたり、イベントや上映予定をつぶやいた。結果、5日間のツイート数は139ツイート、フォロワー数も開催前の1.5倍となったのだ。

映画祭最終日には、
「ツイッターのおかげで、自分の中での盛り上がりも過去最大でした(笑)。来年を楽しみにしています。」~ツイートより抜粋~
といったつぶやきも寄せていただき、まだまだ小さい世界ながら、映画祭の新しい楽しみ方や、会場でリアルタイムに起こっている映画祭の楽しさが遠くまで流れ、今回来場できなかったフォロワーにも届いたのではないかと思う。

U-stream配信など、まだまだ可能性のあるイベントでのTwitter活用。
フォロワーとの信頼関係を築きながら、一体感をもってイベントを盛り上げる気持ちや有効な情報を140字で伝え続けることで、来場フォロワーの満足度を高めかつ、見込み客を来年の来場客へと育成することはあながち無理ではないだろう。

大阪アジアン映画祭事務局(oaffpress) on Twitter

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