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2007年11月21日

『ボジョレーヌーボー』は生き残るのか!?

先週、今年もボジョレーヌーボーが解禁されました。すでに飲まれた方も多いのではないでしょうか。店頭には多くのボジョレーヌーボーが並んでおり、社内でも早速購入して飲んでみるといった声も聞かれました。昨年よりロゼのワインも店頭に並んでいるようですが、今年は天候にも恵まれ仕上がり具合も上々の様です。

今やすっかり日本の秋の風物詩として定着している感のあるボジョレーヌーボーですが、フランスのブルゴーニュ地方ボジョレー地区で作られるガメイ種の新酒で、ヌーボーとは“新しい”という意味になります。毎年11月の第3木曜日午前0時に販売が解禁されています。

多くの人は、ボジョレーと言えばヌーボー、ヌーボーと言えばボジョレーと連想すると思いますが、ボジョレーとヌーボーは切っても切り離せない関係にあります。ボジョレーヌーボーはこれ自体で一つのブランドであり、ボジョレーにとって看板商品であることは誰の目にも明らかかと思います。ただボジョレーには、ヌーボー以外のワインも色々ありますがヌーボーがあまりにも有名で他のワインはあまり目立たなくなっています。

このボジョレーヌーボーが日本に上陸したのは1985年で、その後のバブル経済の時に大いに輸入量を伸ばしました。今では一時のブームほどではないものの、初物好きな日本人の性格もあってボジョレーヌーボーの人気は未だに健在です。しかしフランス本国を含め、このところ苦戦を強いられているそうです。それはただボジョレーだけの問題ではなく、フランスワインそのものが、チリやアルゼンチン、オーストラリアやなど新興国の追い上げを受けて苦境に立たされているそうです。

現在ボジョレーでは、ブランドの低下、一種類のブドウしか栽培していなリスク、生産性における若いブドウ畑の割合が少ないなど色々と問題を抱えています。ボジョレーはヌーボーで大きな成功を収めたと言えますが、この大きな成功が次ぎのステップにおける不振の原因となってしまったのではないかと思えます。また一旦出来上がったブランドイメージは替えるのは難しく特定のブランドに依存するのは危険であることを示唆しているよう思えます。

現在ボジョレーでは、ワインの世界的な供給過剰などを受けワイン畑の面積を減らしているそうですが、需要にあった生産調整・価格の維持、またワインの質や生産技術の向上など地道な努力を続けているそうです。この機会にボジョレーヌーボーを飲みながら自社のブランド戦略に置き換えセルフチェックをしてみては如何でしょうか。

○ヌーボーがあまりにも有名で他のワインがあまり目立たない
 自社メインのブランドに頼っていないか?若いブランドを育てているか?

○フランス本国を含め、このところ苦戦している
 ブランド環境の変化やメインターゲットとのズレはないか?

○チリやアルゼンチン、オーストラリアやなど新興国の追い上げを受けて苦境
 知らない内にブランドが新しい競合にさらされていないか?

○ワインの質や生産技術の向上など地道な努力を続けている
 自社製品の継続的な品質向上、新サービス・製品をリリースしているか?