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2007年11月13日

『N700系』新幹線に見る飽くなき挑戦!?

先週大阪出張の際に、7月のダイヤ改正と同時に営業運転が開始されたJR東海の新型新幹線N700系に乗ることができました。

従来よりも運航中の振動が軽減されている気がしました。また横揺れも幾分抑えられ乗り心地が良くなっていました。質量700tもの車体が最高速度270kmで走行しているかと思うと改めてすごい技術だと感じました。また車両開発以外でも最近では鉄道輸送の旅客数が頭打ちになってきていることから「駅ナカ」と呼ばれる駅構内のサービスもどんどん進化してきており、利用者にとってはますます快適・便利になってきています。

さてこの新幹線は、1964年の東京オリンピック開催の9日前に開業したことはご存じかと思いますが、新幹線建設計画は戦前の「弾丸列車構想」に端を発しています。日中戦争により軍部主導で輸送力の強化が求められたことにより在来線とは別の線路で東京から下関さらに対馬海峡を海底トンネルで超え朝鮮半島を横断するといった壮大な計画のものでした。1940年に計画は承認され工事に入りましたが太平洋戦争で日々戦況が悪化する中で工事は中止されました。

戦後、再び新幹線構想が検討されたとき、巨額の予算もさることながら航空や自動車へ移行しつつある時代に「時代遅れの無用の長物の建設だ」との意見もあり建設にあたり鋭く対立したそうです。しかしその後建設することが決まると新幹線の産みの親と言われる第4代国鉄総裁十河信二のもと優秀な技術者が集められ多くの障害を乗り越え完成に至りました。開発者の中には戦前の零戦の設計担当者なども加わっていました。

ただ当時の特急の最高時速でも時速100kmに満たないものが、東京-大阪間を3時間で結ぶには一気に時速200kmを超える高い目標を達成する必要があり、今考えても大変大きな挑戦ではなかったかと思います。

現在の企業も同様だと思いますが、お客からの支持を得るため日々研究・開発や技術などの向上に一生懸命取り組んでいます。この絶え間ない活動が企業を大きく成長させる原動力になっているかと思います。操業当時の開発者たちの熱き思いを忘れず地道に日々取り組んで行くことがますます厳しくなるグローバル競争で日本が勝っていく上で大切なことだと改めて感じました。

今年4月にJR東海がリニア中央新幹線を2025年から営業運転を開始したいとの発表がありました。有人走行成功からすでに約30年が経ち実用化に必要な基盤技術も確立されてきており次世代新幹線リニアの登場が待ち遠しいです。