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2007年01月09日

やすきよ漫才から学ぶ営業アプローチ術

文責: プロデューサー

大阪から東京に転勤となり1年が過ぎた。環境にはすぐに馴染んだが、相変わらず関西弁は抜けず、逆にきつくなった気さえしている。営業先でも、「関西のご出身ですか?」と聞かれることもしばしば。

そんな東京生活を過ごして迎えたお正月休み。テレビの番組を適当に切り替えていると、久々に目に飛び込んできた西川きよし、横山やすしのやすきよ漫才に深く感動してしまった。今は亡き横山やすしであるが、西川きよしとのコンビは、今も語り継がれるところ。そのパワーとスピード感は、いまの若手漫才コンビには見られないパンチというか、イキのよさがあった。

実は、西川きよし、横山やすしに対しては、各々のキャラクターがあまりにも強烈であったため、漫才の技術そのものにあまり関心が向いていなかったのだが、今回改めてじっくり見て一つの発見があった。もともと漫才というものは、一人が「ボケ役」、もう一人が「つっこみ役」として、役割分担を固定するものと思い込んでいたが、先日見たやすきよ漫才は、最初は西川きよしがつっこみをしているが、後半は横山やすしがつっこみ役に入れ替わっている。観衆には全く違和感なく、軽快なテンポの会話の中でいつの間にか役割が逆転し、最後は落ちがついて終わっているのである。

これを見ながら、私は今年の営業パターンを心に決めたのである。今年は「横山やすし的アプローチ」。“横山やすし的”といって誤解しないでほしい。強烈な個性で過激に攻めるというのではなく、目指すは、まずは相手の話をじっくり聞いて、相槌を打ちながら、徐々につっこみに転進というアプローチパターンである。

ただし、シナリオどおり落ちにもっていくには、ネタの仕込みが重要となる。そこのネタづくりはWebでのしかけに頼りたい。漫才の舞台がその場限りの真剣勝負であり、入念な準備、稽古を行っていると同様に、一度の営業訪問も後に続くかどうかの一発勝負であり、営業という舞台を成功させるためには、最後の落とし込みまでのシナリオが描けるかどうかがカギを握る。Webをうまく活用すれば、ネタの宝庫を持つことが可能であり、複数のシナリオパターンを持っておくこともできる。

ネタはできるだけ持っておくに越したことはないが、最初のつかみには、関西弁も貢献してくれそうだ。