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試してみた!Google新アルゴリズム「Hummingbird」導入で検索結果はどう変わったか

2013年11月26日(火)

データマネジメントコンサルタント 黒田亮平【文責】

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Googleの検索アルゴリズム"Caffeine"が2013年8月後半から"Hummingbird"に変更されました。
きっかけとして、スマートフォンの音声検索が広まってきたことがあり、キーワードではなく自然言語(日常の言い回し)に対応する必要があった、とGoogleは言っています。
自然言語による検索が増えるということは、より様々な言葉で検索されるということです。
例えば、「喫茶店」と似た意味の「カフェ」などの同義語や、「喫茶店」から想起される「コーヒー」「休憩」などの共起語が増えてくると言われています。では、Googleはどう対応していくか。それには「コンテキスト」(文脈)の理解が必要と言っています。
言葉の種類が増えても、その検索の意図が分かれば適切な答えを提示できるということです。

検索結果への影響

検索意図を汲み取るHummingbirdの影響は、検索結果へどれくらい出ているのでしょうか。 他のアルゴリズムのBingと比較してみました。
まずは「渋谷で電球を買う」という検索意図そのままの言葉で検索してみました。

Googleは検索意図にマッチするサイト(渋谷の家電店)を表示していることが分かります。
Bingでは、「渋谷」「買う」というキーワードに関連する「服」サイトを出したり、検索の言葉をバラバラのキーワードに分けて検索しています。
Bingも「渋谷 家電店」と指定して検索すると同じような検索結果を返します。
しかし、Googleは「家電店」のキーワードを含めなくても共起語の「電球を買う」から意図を読み取っていることが確認できます。
このように検索用ではない日常の言葉で検索しても、求める情報が得られることが一般化していくと、検索行動が今後変化していくることが想定されます。

次に、「ハミングバードの違い」を調べようとして、「ハミングバーズの違い」と言い間違えた場合の検索結果を調べてみました。

Googleは「ハミングバード」について知りたいのかな、とハミングバード関連のページを提示しています。「違い」という言葉が「ハミングバード」と関連性が強いと判断しているとも想定されます。
Bingでは、「ハミングバーズ」という企業やハンバーガー店を表示していて、「違い」というキーワードは検索結果に反映されていません。

これからのSEO

今までSEOを考える場合は、「ユーザーの検索意図」からどんな「キーワード」で検索されるかを考えて、タイトルやディスクリプションのキーワード強化が一般的となっていました。
しかし、Hummingbirdの登場により「ユーザーの検索意図」に答えているコンテンツか、がSEO上で重要になってくる可能性があります。
Googleが「ユーザーの検索意図を読み取り、該当するWebサイトを表示できる」ということは、「Webサイトがユーザーの検索意図にマッチしているか」を評価できるようになっている、とも言えます。
例えば「会社に空気清浄機を入れたい」場合に、「空気清浄機」のキーワードや関連用語を散りばめたアフィリエイトサイトよりも、実際に空気清浄機を販売して事例やお客様の声をコンテンツにまとめている企業サイトが上位に表示されることが想定できます。
検索されるキーワードを検討することの重要性は無くなりませんが、検索の元にあるユーザーの要望や課題に答えられるコンテンツを用意する、という本来のWebサイトの役割を改めて考えなおす必要があると思われます。

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