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ユニバーサル アナリティクスとは?移行する場合の注意点は?

2014年6月10日(火)

データマネジメントコンサルタント 黒田亮平【文責】

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2014年4月にGoogleアナリティクスの最新バージョン、ユニバーサル アナリティクスが正式リリースされました。今回は、ユニバーサル アナリティクスとは何か、従来のGoogleアナリティクスと何が変わったの、という概要から、ユニバーサル アナリティクスにアップグレードする場合の注意点について紹介していきます。

ユニバーサル アナリティクスとは何か

スマートフォンやタブレットの普及により、同じユーザーがPCだけではなく様々なデバイスからWebサイトを閲覧するような環境の変化が起こってい ます。このようなマルチデバイス環境に合わせて再設計されたGoogleアナリティクスの最新バージョンが、ユニバーサル アナリティクスです。

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ユニバーサル アナリティクスの特徴

ユニバーサル アナリティクスのレポート画面自体に大きな変化はありませんが、Webサイト訪問時の計測方法など、アクセスログの集計方法が異なっています。

計測方法の変化における大きな特徴の1つに「ユーザー単位での計測」が挙げられます。従来のバージョンはブラウザ単位となり、同じユーザーがPCと スマートフォンから同じサイトを閲覧した場合、別の訪問者として計測されていました。一方ユニバーサル アナリティクスではユーザーを紐付ける機能が実装されており、様々なデバイスを横断したユーザー行動分析が可能となっています。
ただしこちらの機能は、ユーザー固有のID情報を取得し、アクセスログと連動させて計測するため、ECサイトのようにユーザーそれぞれがIDを持っている会員サイトのみ対応しています。

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その他の追加機能として、管理画面から設定できる項目の増加や複数ドメインの計測の簡略化等があり、計測をより便利にする機能の強化が行われていま す。今後のGoogleアナリティクス新機能はユニバーサル アナリティクスのみ適用されますので、新機能をいち早く使ってみたい、という方は早めの移行をおすすめします。

ユニバーサルアナリティクスへの移行における注意点

現在旧バージョンのGoogleアナリティクスを利用している場合には、管理画面とWebサイトのトラッキングコード、両方をアップグレードする必要があります。ユニバーサル アナリティクスは大幅なリニューアルとなりますので、トラッキングコードや各種カスタマイズ用のタグの書き方もユニバーサル アナリティクス用に書き換える必要があります。
管理画面はボタン1つでアップグレードできますが、WebサイトのHTML上でトラッキングコードを書き換える必要があることは意外と知られていませんのでご注意ください。
また、イベントトラッキングや仮想ページビュー、ユーザー定義変数といったキーワードに反応される方は、細心の注意が必要です。これらの計測を行っ ている場合、ユニバーサルアナリティクスへ移行した際に計測の書式が全て変わるためコードの書き換えが必要になるなど、活用していればいるほど移行が大変 になります。
複雑な設定をしていないと思っているサイトでも、過去の運用の中で思いもよらぬ設定がされていることもあります。
細かな設定をしていても、していなくても、移行の前にはトラッキングコードの設置状況・設定の棚卸と、今後の計画を踏まえて細かな移行計画を立てることが重要です。

最後に

パワー・インタラクティブでは弊社アナリストによる安全、スムーズにユニバーサル アナリティクス移行をサポートする「ユニバーサル アナリティクス 移行支援コンサルティング」を行っています。
移行を支援するだけでなく、ついおろそかになりがちな設定部分の見直しまで行い、欲しいデータが取得できる環境作りをサポートいたします。

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    データマネジメントコンサルタント黒田亮平
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