サイトマップ

オンプレミス型のマーケティングオートメーションツールはありますか?

このエントリーをはてなブックマークに追加

公開日:2016年12月 8日(木)

セミナーや相談会などでいただいた質問と回答をご紹介しています。

質問

コンプライアンスの観点から、個人情報は自社が管理するサーバに格納する必要があります。 個人情報を取り扱うマーケティングオートメーションを導入する場合、自社サーバにインストールできるオンプレミス型のツールはあるのでしょうか?

※2016/6/2「これからはじめるマーケティングオートメーション基礎セミナー」の質疑応答より

回答セミナーの登壇講師回答をベースにまとめています。

おそらくご存じかと思いますが、主要なマーケティングオートメーション(MA)ツールはほぼすべてクラウド型で提供されています。オンプレミスでの導入に対応するMAツールには以下のようなものがあります。

Adobe Campaign
https://www.adobe.com/jp/marketing-cloud/campaign-management.html

SAS Marketing Automation
http://www.sas.com/ja_jp/software/customer-intelligence/marketing-automation.html

Mautic(オープンソースのMAツール)
https://jp.mautic.org/

 

こうしたオンプレミス型のMAツールを導入する場合も、以下のような点を事前に確認されることをおすすめします。

・オンプレミスでMAツールを運用する場合、インストールするサーバ環境のアップデートに加え、MAツールのアップデートを行う必要があります。Mauticの場合、2015年3月のバージョン1.0.0から2015年12月のバージョン1.2.3まで、9か月に13回のアップデートがリリースされています。こうしたサーバ運用が自社内で可能かどうかを事前に確認しておく必要があるでしょう。
・MAツールの運用と合わせてメール配信サーバを自社で運用する必要があると思われます。個人情報保護法ではローマ字表記の氏名を含むメールアドレスは個人情報に該当するとされています。また、MAツールによるメール配信では氏名もしくは名字の差し込みを行うことが多いため、自社のコンプライアンスを満たす形でメール配信を行う必要があるはずです。自社サーバを用いる場合は、メール配信時に他のサービスのパフォーマンスに影響が出ないようなサーバ構成やメール配信先のプロバイダに対する配信スピードの最適化などの運用ノウハウが求められます。
・MAツールの運用を通じてマーケティングが創出した見込み客(MQL)のリストは営業に引き渡すことになります。その際、営業担当者個人のPCに個人情報を保存してはいけない、といったコンプライアンスによる規定があるのではないでしょうか。事前に確認し、セールス部門での活用について整理しておく必要があります。

クラウドサービスの普及により、ビジネスのあり方は大きく変化しています。自社のコンプライアンス部門、経営企画部門をまじえて、プライバシー保護とマーケティング活動の間でバランスが取れる、新しいコンプライアンスのあり方を検討していく必要もあるのかもしれません。厳格なプライバシー保護が求められる業界でも、例えば生命保険会社のライフネット生命保険がMarketoを導入した例があります。

【参考】ライフネット生命(Marketoお客様事例)
https://jp.marketo.com/customers/lifenet.html

マーケティングオートメーションを知るコンテンツまとめ

このエントリーをはてなブックマークに追加
デジタルマーケティング
Q&A

マーケティングの成功体験をサポート