
Googleタグマネージャを組織的に運用するために
2015年8月26日
分野 | ダッシュボード構築/データ基盤整備 |
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業種 | 流通/サービス |
掲載日:2015年8月26日
タグ配信時の事故防止や、イレギュラー時の差し戻し手順を明文化し、複数メンバーによる運用でも安全に進行。
クライアントの課題
継続して購入してくれるロイヤルカスタマーの増加を推進。施策を実施するにあたり、現在のログデータから有効なプロモーションやコンテンツを分析できるように整備する。
Google アナリティクスの活用ポイント
- 設定、公開前チェック、公開後のイレギュラー対応などの対応ルールと担当者を整備することで、安全な運用に繋がる。
- タグ配信内容や公開時期をドキュメント化することで、Googleタグマネージャのカスタマイズ内容が関係者に共有化される。
実践フロー
1.現状ヒアリング
- 過去発生した不具合や、運用上の問題点をヒアリング
2.運用ルール策定
- タグ配信要件の発生からタグ公開までのフローを洗い出し、担当者と役割を明確にする
- イレギュラーフローと対応ルールを検討する
3.タグ運用フォーマット作成
- タグ配信時の依頼者、対象ページ、公開日、を記入するフォーマットを作成
4.運用と見直し
- 実際の運用を元に、四半期ごとに運用ルールとフォーマットを見直し
実践後の効果
- タグ配信前の承認フローやデバッグフローを徹底したことで、タグ公開後の表示崩れなどの不具合を未然に防ぐことができるようになった。
- 運用ルールとフォーマットを整備したことで、属人的な運用から脱却し、安全性の担保に繋がった。
今回使用したGoogle アナリティクスの機能
機能 | 内容 |
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Google タグマネージャ | Googleが提供する、タグを一括管理できるツール。 Google アナリティクスのタグをはじめ、Adwordsのリマーケティングタグやコンバージョンタグなどを管理画面上で配信設定が可能。 |