事例

Google タグマネージャでPDFファイルの閲覧や、関連サイトへの離脱を計測

成果
通常はサイトをカスタマイズしないと計測できないユーザーの行動を、Google タグマネージャの設定で簡単取得

クライアントの課題

Webサイトが10のドメインで構成されており、それぞれ仕様が異なる。その中でソリューションカタログのPDFや関連グループ会社への誘導リンクを設置している。それぞれ引き合いに繋がっていると推測しているが、対象箇所が多く、把握しきれていないため計測環境が整備できていない。

Google アナリティクスの活用ポイント

・計測したいPDFやリンクの洗い出しの作業負荷でカスタマイズが進んでいなかったが、Google タグマネージャにより抜け漏れなく簡単に設定。
・PDF追加時にも、サイトを管理している外部ベンダーへ依頼することなく、自社内で設定可能に。

実践フロー

1.要件定義

・計測したいPDFや外部リンクの種類、対象ページを整理

2.Google タグマネージャ設定

・PDFやリンクの拡張子を自動判別し、イベントトラッキングするよう設定

3.計測確認

・Google アナリティクスのレポート画面で、PDFや外部リンクのクリック数が取得できていることを確認。

4.運用ドキュメント作成

・PDFや外部リンクの仕様が変更された場合、計測対象が追加された場合のGoogle タグマネージャ設定方法をドキュメント化

実践後の効果

・ソリューション毎にどのカタログPDFの関心が高いのか、数値で把握できるようになった。
・Webサイトを訪問しているユーザーの属性(新規、リピーターなど)別に、どれくらい関連サイトへ送客で着ているか分析可能となった。

今回使用したGoogle アナリティクスの機能

機能 :Googleタグマネージャ
内容:Googleが提供する、タグを一括管理できるツール。 Google アナリティクスのタグをはじめ、Adwordsのリマーケティングタグやコンバージョンタグなどを管理画面上で配信設定が可能。

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