
ユニバーサル アナリティクス移行に合わせてeコマース分析を強化
2015年9月15日
分野 | ダッシュボード構築/データ基盤整備 |
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業種 | 製造 |
掲載日:2015年9月17日
ユニバーサル アナリティクス新機能の拡張eコマースを導入することで、プロモーション分析やカート分析を活用
クライアントの課題
商品購入カートの分析改善をGoogleアナリティクスで行なっていたが、一通り対策を打って売上も伸び悩んでいた。カートに入る前のバナー効果や、カートに入れた商品のドロップ率など計測範囲を広げたい。
Google アナリティクスの活用ポイント
- ユニバーサル アナリティクス新機能の拡張eコマースを導入することで、購入ステップの計測範囲をWebサイト全体に広げる
- デフォルトメニューのため、カスタムレポートを新規作成しなくてもeコマースの最適化に向けた分析が可能
実践フロー
1.要件定義
- 拡張eコマースで取得する項目を設計
- 拡張eコマースタグの出力ページを決定
2.実装(Googleアナリティクス)
- 適用プロパティを決定する
- 拡張eコマース機能を有効とする
3.実装(Webサイト)
- 拡張eコマースタグの出力設定を行う
- テスト環境にて、計測確認を行う
4.分析
- カート放棄率や、プロモーションバナークリックが購入にどれくらい影響しているか評価する
- 新規、リピーター別に傾向の差があるか確認し、Webサイト改善に繋げる
実践後の効果
- イベントトラッキングやカスタムレポートではなく拡張eコマースというデフォルトメニューを利用することで、データの紐付けについてカスタマイズが必要なく実装できた。
- 視覚的に購入におけるボトルネックや、プロモーション効果が見えるため、分析ポイントが分かりやすくなった。
今回使用したGoogle アナリティクスの機能
機能 | 内容 |
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拡張eコマース | 商品の閲覧から、仕様の確認、ショッピング カートへの追加、トランザクションの完了まで分析できるユニバーサル アナリティクスの新機能。 |