「要素分解」とKPI

※2009年9月1日公開、旧ブログ閉鎖にともない移設

我々が事業の1つとするAnalysis事業の中で、「分析」という作業が必ず発生するのですが、この「分析」を行う中で「要素を分解する」というフェーズがあります。
このフェーズでは、成功/失敗について、要素を細かく分解し、次のフェーズでその要因について追求できるようにします。どのように、分解するかというと、例えば私の大の趣味である競馬で考えると、

競馬における競争結果の要素分解1
というように分解することができます。これを更に分解すると、

競馬における競争結果の要素分解2
こんな感じになります。

ホースマンは、これらの要素から何が要因でレースに勝った、負けたのかを分析し、次に使うレースを検討します。(ちなみに馬券を買う立場の場合についても、過去の結果から上記の要素を頼りに予想します)さて、完全に趣味の世界に走ってしまいましたが、話を戻しますと、この要素分解をうまく使うことで、WebサイトにおけるKPIを考えることができます。
KPIとは、和訳すると「重要業績評価指標」で、組織の業績評価において、戦略目標の達成度を定量的に測定するための指標を意味するもので、その達成状況を定点観測することで、目標達成に向けた組織のパフォーマンスの動向を把握できるようになります。
昨今では、このKPIがWebサイトの評価にも使用されるケースが非常に増えています。

KPI設定の注意点としては、

  1. 成果目標を明確にする
  2. 成果目標に至るプロセスにある数値であること
  3. 数値に変化があった際に、対策が打てること

の3つで、これらを押さえた設定が必要です。
では、ECサイトを例に、KPIを考えてみます。ここで「要素分解」の登場です。
ECサイトの場合、最終成果目標は「売上」です。この「売上」を分解して考えると、「購入者数」と「購入単価」に分けられます。更に、「購入者数」は「サイトの訪問者数」と「購入率」に、「サイトの訪問者数」は「ダイレクト」「検索エンジン」「他サイト」という風に分解できます。
これを整理すると、以下のような図が出来上がります。

ECにおける売上の要素分解

このように、目標をブレークダウンしていくことで、WebサイトのKPIが浮かび上がってきます。Web担当者の皆様、是非一度自社サイトに当てはめて、上記のような図を作ってみてくださいませ。


    
    デジタルマーケティングの成功体験をサポート