Google広告をクリックした企業名を簡単に特定する

2019年7月22日(月)

マーケティングデータアナリスト 八木 耕祐【文責】

Google広告(旧:Google AdWords)はGoogleが提供する広告サービスの1つで、Web集客を行う上で欠かすことのできないサービスの1つです。

料金体系はクリック課金(クリック1回に対して料金が発生)とインプレッション課金(表示1,000回に対して料金が発生)があります。

Google広告の表示回数、クリック数や費用などの出稿結果や、Google広告経由の流入数、ユーザー数や閲覧数などクリエイティブ誘導先のアクセスログを計測することはできますが、フォームなどで個人情報の収集を行わない限り、広告をクリックした人の企業名は分かりません。


本コラムでは、個人情報の収集を行わずにGoogle広告をクリックした人の企業名を特定する方法をご紹介します。

企業名を活用する施策や効果検証

もしも広告をクリックした人の企業名を特定することができれば、以下のような施策や効果検証に活用することができます。

<施策>

  • クリックした企業にアウトバウンドコール、DM送付

<効果検証>

  • CVした企業/CVしなかった企業の比較
  • 競合企業訪問の確認
  • 広告をクリックした企業の属性を元に、ランディングページや広告クリエイティブの改善
  • 想定していなかった新しいニーズの発見 など......

そこで、弊社が提供している「企業情報解析ツール」を利用してGoogle広告をクリックした人の企業名を特定する方法をご紹介します。

※注意事項

  • 特定した企業名はGoogleアナリティクスで確認します。
  • 「Googleアナリティクス」と「Google広告」を利用するため、両サービスをリンクさせる必要があります。
  • デフォルトのGoogleアナリティクスでは、企業名を特定することはできません。
    弊社が提供している「企業情報解析ツール LBC for Googleアナリティクス」を利用します。
  • 企業名の判別率は100%ではありません。

「企業情報解析ツール LBC for Googleアナリティクス」とは

「企業情報解析ツール LBC for Googleアナリティクス」は、Googleアナリティクスに企業名や業種などの企業属性項目を表示させるサービスです。

企業属性項目は株式会社ランドスケイプが提供する日本国内最大級の企業データベースLBC(Linkage Business Code)と自社サイトに訪問した企業のIPアドレスをマッチングさせて、Googleアナリティクスにアクセスログとともに情報の返却を行います。

返却される企業情報はLBC(企業識別コード)/社名/住所/電話番号/FAX番号/大業種/中業種/小業種/細業種/売上高/当期利益/従業員数/設立年/資本金/URL/法人番号の計16項目です。

すでに設置しているGoogleアナリティクスのトラッキングコードを専用のコードに貼り替えていただくことで、ご利用いただけます。

本サービスを利用することでGoogleアナリティクスでは確認が困難な企業名や業種をアクセスログとともに確認できるため、マーケティング活用や営業活用など商談創出のサポートにご利用いただけます。

本サービスを設定すると、Googleアナリティクス上では、ディメンション(ページやデバイスなどの分析の切り口)として新しく『企業名』が追加されます。

https://www.powerweb.co.jp/service/gasupport/business-info-analytics/index.html

Googleアナリティクスの画面

設定方法

GoogleアナリティクスとGoogle広告の連携

GoogleアナリティクスとGoogle広告を連携させることにより、Googleアナリティクス上でGoogle広告の出稿結果を確認することができます。連携には「Google広告のお客様ID」というGoogle広告アカウントの識別に使用される固有の番号が使用されています。この「Google広告のお客様ID」はGoogleアナリティクスと紐付いた情報を保持しており、Google広告経由の流入ページや、Google広告経由の閲覧ページが確認できます。

これらのサービスを連携させるには、どちらのアカウントも管理権限を保持する必要があります。

設定は以下の手順で行います。

  1. Googleアナリティクスの管理画面
  2. プロパティ > Google広告とのリンク

  3. Googleアナリティクスの管理画面

  4. 表示された連携可能なGoogle広告を選択して「続行」

  5. リンクされているGoogle広告アカウントの選択

  6. リンクグループに名前を付ける > 「ビュー」を選択 > 「アカウントをリンク」

  7. リンクの設定

Googleアナリティクスのカスタムレポートの作成

「Google広告のお客様ID」と「企業情報解析ツールの『企業名』」を同じ画面上に表示させるには、必要な分析項目を独自に設定することができる「Googleアナリティクスのカスタムレポート」を利用します。

設定方法は以下の4ステップです。

  1. 『カスタム』>『カスタム レポート』を開く
  2. ディメンションの詳細に「Google広告のお客様ID」と、「企業情報解析ツールの『企業名』」を選択
  3. 指標グループに分析したい数値データを選択(図では「ページビュー数」と「平均ページ滞在時間」を選択)
  4. 画面下の【保存】を選択

Googleアナリティクスのカスタムレポート作成

カスタムレポートレポートの設定が終わると、Google広告のお客様IDでない「(not set)」と、Google広告のお客様IDである固有の番号が表示されますので、固有の番号をクリックして企業名をご確認下さい。

Googleアナリティクスディメンション追加

サイトに設置済みのトラッキングコードを貼り替えていただくことで、今までは確認することができなかった属性データの確認が可能となります。今回はGoogle広告をクリックした企業名の特定方法をご紹介させていただきましたが、Google広告だけでなく、自然検索経由や他サイト経由で訪問がみられた企業名も特定を行えます。

Google広告をクリックした企業名を簡単に特定する方法のポイント3点

  • 広告をクリックした人の企業名を特定することができれば、施策や効果検証に活用することができる
  • 弊社提供の「企業情報解析ツール」を用いることで、企業名や業種などの企業属性項目の確認が可能となる
  • 本サービスを利用したGoogle広告をクリックした企業名の特定には、Googleアナリティクスと連携させる必要がある

サービスページ:
https://www.powerweb.co.jp/service/gasupport/business-info-analytics/index.html

トライアル申込:
https://www2.powerweb.co.jp/ciat_trial

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    マーケティングデータアナリスト八木 耕祐
    マルケト認定エキスパート(MCE)保有
    Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)保有

    
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