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リードナーチャリングを考える
第2部 リードナーチャリングとコンテンツ~潜在層と繋がるためのコンテンツ例~

2015年7月 7日(火)

マーケティングコンサルタント 山田俊也【文責】

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リードナーチャリングにおいて、潜在層の見込み客に自社に対してのポジティブな認知を持ってもらうことは非常に重要である。ここでいう潜在層とは、課題認識前のターゲット層を指す。

まだ課題を認識していない段階のターゲットと、いかによい関係を気づくことができるか、そのためにはどのようなコンテンツが考えられるか。
1つの候補としてはお役立ち情報コンテンツがあげられる。ターゲットの業務に役立つ情報を提供することで、その提供元の会社に対してポジティブな認知を持つ。

第2回目は、潜在層向けのリードナーチャリングにおいて有効なお役立ち情報コンテンツの実例の紹介を行う。

おすすめのお役立ち情報コンテンツ

「時事ネタ解説」

法改正や最近起こった事件の、業界への影響についてコメントを掲載。関心が集まっている時事ネタを扱うことで、多くのターゲットをサイトに呼び寄せることができる。

特に、技術力、提案力など社員自体が商材になりうる企業の場合は読み手にポジティブな認知を持ってもらうため、執筆は社員に担当させることが望ましい。

-時事ネタ解説テーマ例-
  • 国が主導しているものについて(例:法改正に対して業界がどう動くか)
  • 事件/ニュースについて(最近の事件、ニュースに対してのコメント。業界への影響も記載)
  • 定期的なイベントについて(オリンピックやワールドカップ等のイベントと業界の関与)
  • 記念日について(マイナーな記念日を取り上げて、業界を絡めた記事を書く)
例:総力特集!月刊人事のミカタ(エン・ジャパン株式会社)

人材ビジネス会社のエン・ジャパンは、ターゲットである企業の人事部門が関心を持つであろう、人事や採用、労務の旬なテーマを毎月取り上げ解説しています。
http://partners.en-japan.com/special/

「体験/経験報告」

「体験/経験報告」は」新しい技術に触れた感想や、展示会や主催セミナー、協賛セミナーなどのイベントに参加してきた所感をレポート形式で掲載するコンテンツ。現場の写真を掲載するとより温度感が伝わる。

-体験/経験報告テーマ例-
  • 展示会参加レポート
  • プライベートセミナー参加レポート(社内・社外)
  • 製造現場レポート
  • 新しい技術やアプリケーションを使った感想 等
例:イベントレポート(株式会社Joe'sクラウドコンピューティング)

自社が主催、協賛したセミナーや勉強会のレポートを紹介しています。
http://partners.en-japan.com/special/

「用語集」

皆さんも、その業界で用いられる用語の意味について調べたことはないだろうか?用語とその解説を行う「用語集」は定番のお役立ちコンテンツだ。様々なキーワードをコンテンツ内に含めるため、SEO強化も期待できる。解説の執筆を社員で分担すれば作成時間の抑制も可能だ。

用語集を作る際、解説する単語を選ぶ基準がわからないという声をよく聞く。その場合は、用語の検索需要を選定基準にすることも一つの手である。

例:人事辞典(日本の人事部)

ナレッジコミュニティサイトですがご紹介します。用語の解説だけではなく、関連する用語やその用語が実際に使われているケーススタディも紹介しています。
http://jinjibu.jp/keyword/

「Q&A」

ヘルプデスクやセミナー、商談時においてよく聞かれる質問とその返答をまとめたコンテンツ。自身が持つ疑問が既に「Q&A」コンテンツにて取り上げられ、回答があった場合、見込客はこのコンテンツを用意した会社にポジティブな認知をもつ。

また、このコンテンツの良い所は、外部からお題(質問)が寄せられる点だ。お題を考える手間を省くことができ、執筆に時間を割くことができる。

例:めっきQ&A(三和メッキ工業株式会社)

膨大な量のQ&Aを掲載。カテゴリー検索、キーワード検索によって見たいQ&Aが探しやすくなっています。また質問自体もWebで受け付けています。
http://www.sanwa-p.co.jp/faq/

運用体制について

お役立ち情報コンテンツとして幾つか実例を紹介したが、これらのコンテンツは継続的な更新が望ましい。

「時事ネタ解説」「体験/経験報告」
鮮度の高い時事ネタ、技術体験、イベント報告レポートを掲載することで多くの注目を集めることができる。

「用語集」「Q&A」
その業界の進歩によって新しい用語が次々と生まれ、発生する質問も日々変わっていく。

すなわち、潜在層向けのリードナーチャリングを実施する場合は、継続的にコンテンツが作成・更新できる運用体制が必要になる。

テーマ決定者と執筆者を分けたり、執筆担当をローテーションしたり、執筆によってインセンティブを発生させたりと、運用を継続するために様々な工夫をしながら、潜在層向けのリードナーチャリングに取り組んで欲しい。

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    マーケティングコンサルタント山田俊也
    マルケト認定エキスパート(MCE)保有

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