コラム

社内コミュニケーション不足を『ミッションウォーク』で解消

コロナ禍となった2020年4月から、パワー・インタラクティブは原則リモートで活動している。通勤時間がなくなり、時間を有効活用できるようになった一方、雑談の機会は激減した。このような課題を抱えている企業は少なくないだろう。

2022年9月、関東在住メンバーが神奈川県鎌倉市にある『KAMA-CROWD』に集まり、『ミッションウォーク』を体験した。本コラムでは、ミッションウォークの様子と参加者の感想を紹介する。

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ミッションウォークとは

ミッションウォークとは、チームに分かれて街へ出かけ、ミッションクリアを目指すプログラムのこと。老若男女誰でもできる運動である「ウォーキング」をしながら、互いに協力してミッション達成を目指す。会社の同僚と業務以外の時間を過ごすことで、組織の結束を強める効果が期待される。今回はSpomee社の提供で体験した。

コロナ禍において、社内コミュニケーション不足と運動不足が深刻な社会問題となっている。一日中パソコンと向き合う日々のなかで、眼精疲労や肩こり、精神的ストレスを感じる人は急増しているようだ。私自身、大いに心当たりがある。

身体を動かしながら仕事以外のコミュニケーションを取ることで、運動不足と社内コミュニケーション不足の両方を解消できるのがミッションウォークの魅力。実際に体験してみて、あいにくの雨模様ながらとても楽しかった。

写真1:砂浜にて

ミッションウォークを体験した感想

ミッションウォークを体験したメンバーは、それぞれ業務内容も立場もまったく異なる。経営層、現場のリーダー、一般社員が入り混じる形で実施した。

ここでは、それぞれ立場の異なるメンバーの感想を紹介する。

遠藤美加(経営層:全社の事業及び組織戦略の統括)

夏の終わり、やや肌寒い雨の鎌倉は素晴らしいロケーションでした。
リモートワークが長いこともあり、始めはみんな少しぎこちない。なかにはコロナ禍に入社して、はじめて顔を合わせるメンバーもいます。そんななかミッションウォークがはじまりました。

3〜4人のグループに分かれ、限られた時間でいくつかのミッションをクリアしていきます。次第に皆が笑い合い、ふざけあいながら仲間に戻っていく。

オンラインではこうはいかないでしょう。すばらしい時間でした。

山下智(マーケティングコンサルタント:デジタルマーケティングの伴走支援を担当)

正直鎌倉に集まるまで「ミッションウォーク?何をするんだ?」という不安感が強かったです。
最近入社したメンバーとはほとんど会話したことがないこともあり、「ただの散歩に終わるのでは?」と思っていました。しかし、そんな不安はすぐに払拭されることになります。

私は新入社員2人を含む4人チームのメンバーになりました。始めの作戦立ては静かでしたが、街にくり出すと徐々に盛り上がり、距離が縮まっていきます。鎌倉というロケーションも作用していたのでしょうか。

鎌倉に集まる前は新入社員がどんな人なのか分からなかったのですが、ミッションを通じて話していくうちに、仕事モードではない素の人物像がみえた気がします。

今後のコミュニケーションの良い潤滑油になりそうです。

岩野航平(自社マーケティング部インサイドセールス担当)

マーケティング部は毎日の朝会で雑談をしているため、部内でのコミュニケーション不足はあまり感じていません。しかし、他部署との交流は少なく、部門間のコミュニケーション不足はあると感じています。

ミッションウォークでは、代表の岡本、執行役員の砂と同じチームになりました。私含めマイペースなメンバーが集まり、ほのぼのとした雰囲気でミッションに取り組んだことを覚えています。

写真2:ミッション中の様子

リモートワークをしていると、家から一歩も出ずに一日が終わることも少なくありません。そんな日々が続くと、気付かぬうちに気持ちと体力が落ちていくこともあります。

たまにオフラインで集まり、こういったイベントに取り組むと、気持ちが晴れやかになりますね。楽しい一日でした。

ミッションウォークで社内コミュニケーションを活性化

プログラム終了後、皆朗らかな顔をしていたのが印象的だった。始めの少し堅い雰囲気とは正反対である。

写真3:最後に皆で写真撮影

パワー・インタラクティブはリモートで活動しながら、健康に働き続ける方法を模索し続けている。今後もこのようなプログラムを通じて、社内コミュニケーションの活性化を図っていきたい。

株式会社Spomee|あなたの会社の専属トレーナー

岩野 航平

コンテンツ編集長

岩野 航平

コンテンツ戦略策定

新卒で株式会社ネオキャリアに入社し、新規オウンドメディアの立ち上げに従事。ネオキャリアを退職し、数カ月間飲食店で働いた後、パワー・インタラクティブに入社。マーケティング、インサイドセールスを担当したのち、コンテンツ編集長に就任。パワー・インタラクティブで発信するコンテンツ全般の企画やコンテンツ計画策定などをおこなう。

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