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「アクセス解析+定性調査」をセットで行う時の進め方のコツ

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アクセス解析では、ユーザーがどこからWebサイトに流入しているか、Webサイト内でどのように行動しているか、様々な気付きが得られる。

しかし、データである以上、ユーザーが「どのような気持ちで閲覧しているか」「Webサイトの使いやすさ・使いにくさ」といった「人間の感情」にまつわる部分は想像する他がない。

その短所を補うのが「ユーザビリティテスト」「ヒューリスティック評価」といった、「実際にWebサイトを操作しているユーザーの使いやすさや感情の変化」を調査する手法である。
今回はこういった定性調査とアクセス解析を併用するにあたってのポイントを紹介する。

定性調査とアクセス解析併用時の進め方

  1. アクセス解析では下記ポイントを重視する
    • サイトへの流入~コンバージョンまでの一連の流れを把握
    • ページ間・コンテンツ間の遷移状況の把握
    • ファネル分析:フォームなど、どのステップで離脱しているかの把握
  2. アクセス解析の結果を調査のプロジェクトメンバー全体で共有する
    • 発注側・受注側共にアクセス解析の結果を把握し、Webサイトの現状を認識
  3. アクセス解析で判明した事実や、考えられる仮説を、ユーザビリティテストやヒューリスティック調査の調査項目設計に参考にする
  4. アクセス解析の結果とユーザビリティテスト・ヒューリスティック調査の結果を統合して結論を出す

定性・定量、両方の観点を持つことが重要

アクセス解析のみでは、ユーザーがどのような気持ちでサイトを使用しているかは明確に分からず、様々な状況に基づいて、ユーザーの気持ちや感情を推論する形になる。

「1訪問あたりの平均ページビューが多い」というアクセス解析の結果が出ても、「多くの製品を比較・検討したい」というポジティブな思いで回遊しているのか、「どこに目的のページがあるのか分からないので探している」というネガティブな思いで回遊しているのか、データ上は分かりにくい。

それを補うのが実際にサイトを使うことを前提とした定性調査となる。
「実際に使う際、ポジティブ・ネガティブどちらの思いを持ってサイトを回遊しているのか」について、実際に人間が利用し、感想や評価を出すことで判断しやすくなる。

そして、テスト・調査の結果を踏まえて再度アクセス解析のデータと向き合うことで、アクセス解析側のデータの解釈が行いやすくなる。

また、テストや評価はサンプル調査となるため、サイト全体の傾向を把握するにはアクセス解析の利用は必須となる。

まとめ

ユーザビリティテスト」「ヒューリスティック評価」とアクセス解析の併用に拠る調査は、それぞれの短所を補い合い、より充実した結果を導き出しやすくなる。
また、分析や調査の過程で、自社のWebサイトと向き合うことになり、サイトの理解や課題、長所に気付く機会が得られる。
「アクセス解析の結果だけでは説得力に欠ける」と感じている場合は、定性調査の併用を視野に入れるのが良いだろう。

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