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ユニバーサルアナリティクスとは?移行するにはどうすれば良い?【UA移行の知っておきたいポイント-1】

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Googleアナリティクスの新バージョンである「ユニバーサルアナリティクス(UA)」。

これまでGoogleアナリティクスを利用してきた方は、もう「ユニバーサルアナリティクス」への移行はお済みだろうか?

完了されている方も、これから移行される方も"今更聞けない"ユニバーサルアナリティクスの移行のポイントを改めて説明する。

ユニバーサルアナリティクスとは

ユニバーサルアナリティクスはGoogleアナリティクスの最新バージョンに当たる。
マルチデバイス時代に合わせ、さまざまなデバイス・アプリで解析できるようになったのを強調するため"ユニバーサル"と呼称しているとのことである。

ユニバーサルアナリティクスへの移行が各種メディアで強調されている理由

Googleが、従来のGoogleアナリティクスの計測を止めるという発表を行っているためである。

参考URL:Universal Analytics Upgrade Center

上記のページ内で下記のように説明されている。

At this time, none of the non-Universal Analytics tracking libraries have been officially deprecated. When deprecation occurs, it will be announced on this page as well as in the changelogs of the individual libraries. Data received from deprecated libraries will continue to be processed for a minimum of two years following an official deprecation announcement.

今のところ明確に計測が止まる時期はアナウンスされていないものの、アクセス解析ツールとしての利用やAdWordsリマーケティング広告リスト生成ツールとして利用を継続していくのであれば、ユニバーサルアナリティクスへ移行しておきたい。

ユニバーサルアナリティクスを使っているかどうかを確認するには

まずは自社のWebサイトのトラッキングコードを確認しよう。

下記のトラッキングコードがWebサイトのHTML内に設置されていることを確認する。

確認の仕方

InternetExplorerを使っている場合:自社サイトにアクセスし、右クリックして出現するメニュー内の「ソースを表示」を選択し、メモ帳やその他のテキストエディタで開く

開いたHTML内を「UA-」という文字で検索し、「UA-」で始まるIDが当てはまったら下記のサンプルを見て確認しよう。

※「当てはまるものが見付からないがGoogleアナリティクスを確実に使っている」といった場合は、トラッキングコードを別のファイルから呼び出している場合が多いので、Web制作の担当者・制作会社に確認しよう。

ユニバーサルアナリティクスのトラッキングコードのサンプル

160212_ua_switch_01_01.PNG

従来のGoogleアナリティクスのトラッキングコードのサンプル

下記3つの内、いずれかであれば従来のGoogleアナリティクスのトラッキングコードとなる。

160212_ua_switch_01_02.PNG

160212_ua_switch_01_03.PNG

160212_ua_switch_01_04.PNG

ユニバーサルアナリティクスに移行するには

移行のためには、2つの設定が必要となる。

  1. 管理画面上で「ユニバーサルアナリティクスへの移行アップグレード」を確認・設定する
    160212_ua_switch_01_05.PNG
  2. Webサイト上のトラッキングコードを差し替える

移行にあたっての注意点

トラッキングコードを入れ替えるだけでなく、GAのデータ取得のためのHTML上のカスタマイズ用記述も入れ替える必要がある

「イベントトラッキング」「クロスドメイン」設定のために、HTML上のリンク部分に下記のような記述が設置されていないだろうか?

イベントトラッキングを取得するための記述

160212_ua_switch_01_06.PNG

クロスドメイン(異なるドメインを跨ぐ)計測をするための記述

160212_ua_switch_01_07.PNG

これらもトラッキングコードを変更するのに併せてユニバーサルアナリティクス用の記述に差し替える必要がある。

ユニバーサルアナリティクスでイベントトラッキング・クロスドメイン計測を行うための設定方法は、「GoogleAnalytics<設定>マニュアル」内で説明しているのでご参考いただきたい。

Googleデフォルトのトラッキングコードやカスタマイズ以外のカスタマイズをしている場合は改修する必要がある

特殊な分析をするためにJavascriptを独自にプログラミングしてデータの収集を行っていることがある。

そのプログラム(Javascript)もユニバーサルアナリティクスに合わせて改修しないとデータが収集できなくなるため、開発元に相談しよう。 「以前の担当者が導入したが、現在の担当者がそのプログラムの存在に注意を払わないままデータ収集のために動作している」というパターンも多い。
移行の前にそのようなプログラムがないか、念のため確認しておこう。

従来のGoogleアナリティクスとデータに差異が出現する

「別のツール」として捉えるべきなので、社内報告などのレポート時に注意が必要である。

社内で細かいデータを厳密に活用している場合は、差が出ることを承知の上で移行する必要がある。
別プロパティを作成するのもお勧めである。

どのような違いが出るか、主な事例は次のセクションで説明する。

ユニバーサルアナリティクスと従来Googleアナリティクスの違い

ユニバーサルアナリティクスは従来のGoogleアナリティクスの最新バージョンではあるが、「ツールとしては別物」として捉えた方が良いだろう。

  • 従来のGoogleアナリティクス:ユーザーやセッションの記録をブラウザで保存(Cookie)する。
  • ユニバーサルアナリティクス:ブラウザ側には、ブラウザを判別する匿名IDのみを情報として持ち(Cookie)、そのIDに紐づくユーザーやセッションの記録をGoogle側のサーバに保存し、アクセスされた際に呼び出す。

このように、アクセス解析ツールの仕組み自体が違うということを念頭に置いておくと良いだろう。

例えば、下記のような差異が出る。

参照元

以前のブログでも取り上げたが、一旦サイトを離脱すると、従来のGoogleアナリティクスではセッションが続いていたのにユニバーサルアナリティクスでは離脱として扱われやすい。自己参照の除外設定に注意しよう。

サイト滞在時間

離脱の差が出るため、滞在状況が従来のGoogleアナリティクスと異なるためサイトの滞在時間がずれる。

まとめ

ユニバーサルアナリティクスの移行のためには...

  • Webサイトでどのようなデータ取得をしているか
  • Webサイト内でどのような記述をしているか
  • どのようなレポートを作っているか

...といった観点で現状を棚卸ししておく必要がある。

もう移行している場合は、不足している観点や移行できていない箇所がないか念のため確認しておくと良いだろう。
まだ移行を完了していない場合は上記のような観点で確認し、移行の手配を進めたい。

ユニバーサル アナリティクス導入支援コンサルティング」も行っていますのでお気軽にお問い合わせください。

UA移行の知っておきたいポイント:連載一覧

第1回:ユニバーサルアナリティクスとは?移行するにはどうすれば良い?

第2回:ユニバーサルアナリティクスならではの機能

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