公開日:2017年5月 9日(火)
セミナーや相談会などでいただいた質問と回答をご紹介しています。
※2016/10/20「Webマーケティングに欠かせないGoogle三大ツールの活用ポイント&実践事例」の質疑応答より
このような場合、「イベントトラッキング」という手法がよく使われます。
◎イベントについて - アナリティクス ヘルプ
https://support.google.com/analytics/answer/1033068
各バナーのリンクタグ(aタグ)内に「クリックされた時に、このページのこのバナーがクリックされた」という情報を送る命令文を追記することで、どのバナーがクリックされたかを判別できるようになります。
命令文の中で、「カテゴリ」「アクション」「ラベル」という3つの項目名を決めることができるため、例えば下記のように項目名を決めておきます。
AページのXバナー
AページのYバナー
こうすることで、同じ「Aページ」で「クリック」された「Xバナー」または「Yバナー」という形で判別してクリック数を取得することができます。
イベントトラッキングではあくまでも「Webサイト内で起こったアクションの計測」となり、「ページ間の遷移の計測」を行いたい場合には不向きです。「ページ間の遷移の計測」にこだわる場合はこちらの「拡張リンクアトリビューション」機能を使うのがお勧めです。
ただし、機能を利用するためにはリンク元のaタグにid属性を追記する必要があるため、id属性を追記することが可能か、確認の上で設定を行う必要があります。
また、拡張リンクアトリビューション機能で取得したページ間遷移のレポート閲覧のためにはChromeのアドオンが必要となる点も注意が必要です。
◎Chrome 拡張機能「Page Analytics」 - アナリティクス ヘルプ
https://support.google.com/analytics/answer/6047802?hl=ja&visit_id=1-636287295122455370-2400587529&rd=1