公開日:2016年10月26日(水)
セミナーや相談会などでいただいた質問と回答をご紹介しています。
※2016/5/26「営業から欲しいと言わせる「リードの質」向上施策セミナー」の質疑応答より
企業認知に有効と思われる具体的なコンテンツは、業種・業態により異なるはずで、一つの正解はありません。ここでは考え方を紹介してみたいと思います。
コンテンツを用意する時には、見込み客が購買プロセスの中でどんな情報を必要とするかについて仮説を立て、それぞれの段階ごとに見込み客が有益と思う情報はどのようなコンテンツになるかを考える、というのが多くの企業で使うことができる進め方です。
初期段階では、業務上の問題や課題について解決のためのヒントを求めています。解決の方向性が見えてくると、具体的なソリューションについて知りたいと思うでしょう。ソリューションを理解すると、それを実現する製品やサービスを探すことになります。
最初のヒントにあたる情報を適切に提供することができると、企業に対する信頼につながります。自社の製品やサービスは、どのような業務上の問題や課題を解決するものでしょうか? 困っている企業の担当者を思い浮かべて、その人に対してヒントを提供できるコンテンツを作ってみてください。自社製品やサービスにいきなり誘導せず、ちょっとした工夫で解決できることは、その解決手段を紹介してみるとよいと思います。