アナリストを極めたいわけではない、データ活用を極めたい

八木 耕祐
Yagi Kosuke

東京コンサルティングティング事業部
マーケティングデータアナリスト


アクセス解析から機械学習まで。無類の本好き。
学生時代は1日1冊読破していた。愛読書は星新一。

マーケティングデータアナリストとはどんな仕事ですか。

マーケティングに関わるさまざまなデータを分析し、お客様が利益を出すための“気付き”を持ってもらう仕事です。具体的にはアクセスログデータのレポートを作って、利益を出すポイントがどこなのか、お客様に伝わりやすいようまとめています。

なぜパワー・インタラクティブに入社したのでしょうか。

データ活用をうたっている数少ないIT系の会社だったからです。
IT系の会社に興味を持ったのは高校生のときでした。理由は「今後IT系の仕事は無くならないだろう」と思ったからです。無事、情報工学を学べる大学へ進学したのですが、あの時期、IT業界の代表的な職種である「プログラマー」が何人も過労死していたので、もしIT系の仕事に就くとしてもプログラマーだけは避けたいと思ったのです。結局、就職活動では“プログラマー以外”のIT系の仕事を探すことにしました。
就職活動をしていたのは、ちょうど機械学習が話題になっていた頃です。Googleが猫の画像を判別できたというニュースに、世間がとても盛り上がっていました。その影響もあって卒業研究で機械学習について研究した結果、これからは“データ活用”が社会の要となっていくことを感じ、IT業界の中でもデータ分析に関わる職種を志望するようになりました。
しかしいざ就職活動をはじめてみると、関西圏にデータ活用をうたっている会社がなかなかありません。やっと出会えたのが、パワー・インタラクティブで募集していた「マーケティングデータアナリスト」という職種です。興味のあるデータ活用ができて、かつ“プログラマー以外”のIT系の仕事という条件もクリアしていたので、入社を決めました。

入社後はどのような仕事を担当してきましたか。

2016年9月からインターンとして関わり、ウェブサイト更新やGoogleアナリティクスの分析をしていました。入社2年目にはヒューリスティックによるWebサイトの競合診断をもやりつつ、ログレポートを月に約1.5~2本作成し、3年目となる2019年4月からはマネジャー職となり、仕事を任される範囲が広がりました。現在はビジネス インテリジェンス(BI)のダッシュボード開発に重きを置いています。

仕事の中で印象的だったことは何ですか。

自分の関わったデータ分析が、次の仕事に繋がっているんだなと実感できる瞬間です。今まで色々なアクセスログレポートを作ってきました。ありがたいことに、そのほとんどが追加受注に繋がっています。もちろん中には会社の実績を踏まえて続いている仕事もありますが、自分の関わったデータが新たな仕事に繋がっていると感じる瞬間はうれしいです。

アナリストの仕事にはどんな能力が必要だと思いますか。

「論理的思考」
「仮説思考」
「数字に興味を持ち、原因に興味を持つ」
の3つだと思います。
総じていえば「ストーリー立てる能力」でしょうか。アナリストには、アクセスログからお客様の課題まで穴のないストーリーを妄想できる力が必要だからです。
こういった能力は読書で身に付くと思います。世の中に出ている大抵の本はきちんと起承転結があるので、私も本を読むことで学びました。ジャンルは何でも良いと思います。私自身はもともと本が好きで、大学生の頃は1日1冊のペースで読んでいました。

アナリスト以外で、他にやるとしたら何をやりたいですか。

インサイドセールスですね。インサイドセールスはデータを基にお客さんの動きを見て、行動を起こします。データを活用できるという意味で、インサイドセールスも良いなと思いました。

今後どういった人材になりたいですか。

私は、「アナリスト」という職を突き詰めたいわけではありません。何らかの原因があるから事象が起こっていて、そこから「その次」があると思うのですが、肝心の「その次」が予測できていたらカッコいいじゃないですか。その部分を突き詰めていきたいし、何よりそれを導き出す“データ”に興味があるんです。
将来像でいうとエバンジェリストになりたいわけではなく、それでいて特定の分野だけ強いというのも嫌なので、広く深くスキルを身に付けていきたいですね。
また、今後は機械学習やAIの技術が必要になってくるでしょう。概要を知らないと説明ができないので、データアナリストとしてそういった勉強もしておこうと思います。

どんな人と一緒に働きたいですか。

考えられる人です。分からないことをなんでも質問されるよりも一旦やってみて、その上でこの次どうしたらいいのか聞く人の方が良いなと思います。あとはやっぱり、自分の意見を出せる人ですね。何か意見を求められて、「ありません」というよりは「私はこう思いました」と言ってくれる人の方が私自身のためにもなりますし、うれしいです。

おすすめの本

・『コンサル一年目が学ぶこと』大石 哲之、ディスカヴァー・トゥエンティワン

コンサルタントが一年目に学ぶ30のスキルを、事例とともに紹介する本です。ここで紹介されている30のスキルは、今後のコンサルタント人生に役立つものばかり。初心を忘れそうになったら、読み返すようにしています。

・『会話は「聞く」からはじめなさい』上阪 徹、日本実業出版社

「聞くこと」により、相手を「知ること」ができると思います。そして聞くことで相手の課題を引き出し、相手が満足する適切な提案ができるのではないかとも思うのです。「聞く心得」を学びたいときは、本書をおすすめします。

・『「数字指向」のマーケティング』丸井 達郎、翔泳社

マーケティング担当者は、日々成果や課題と向き合っています。数字を用いることで、根拠を持って成果や課題を説明することができるのです。本書は、そういった数字活用の方法論を考えるきっかけをくれました。

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