インサイドセールス×マーケティングで見据えるキャリアの可能性

田中 里香子
Tanaka Rikako

インサイドセールス
好きなことは、のむこととたべること。

これまでの経歴を教えてください。

大学での専攻は農学や水産学です。シンガポールとアメリカで3か月間現地調査を行うなど、海外にも積極的に行っていました。大学卒業後は、父親の影響で鉄道会社への入社を選びましたが、働いている仲間と価値観が合わず、半年で会社を退職しました。その時は落ち込みましたが、将来について深く考える良い機会だったと思います。その時に以前から興味があったマーケティングの分野で働くことを決め、新たな職場へ転職しました。その会社では、マーケティング職を希望していたものの、営業の現場から離れることができませんでした。マーケティングをしたいという思いを持ち続けたことが、パワー・インタラクティブへの入社につながりました。

なぜマーケティングに興味を持っていたのでしょうか。

大学時代、マーケティング分野で企業と協働したり、アドバイスをしたりするような有名な教授がいたのです。その教授の授業がとても面白かったので、マーケティングに興味を持ちました。さらに、卒業研究でも水産物や農産物の生産管理と売り方について研究していました。

パワー・インタラクティブ入社のきっかけは
「マーケティング」だったのですね。

パワー・インタラクティブは自社マーケティング部の募集だったので、マーケティングができそう、と思って入社を決めました。私の営業経験を生かしつつ、マーケティング業務にも携わることができるよう、希望を伝えました。

田中さんの現在の業務内容を教えてください。

主にインサイドセールスを担当していますが、セミナー運営、メール施策など多岐にわたる業務を担っています。インサイドセールスは、有望見込み客をフォローし、提案許可を獲得するまでが役割です。具体的にはMQLフォロー、セミナー開催後の架電やメール、お問い合わせの対応をしています。
セミナー運営は、企画も含めほぼ全ての業務に関わっています。セミナー募集ページ公開前のAdobe Marketo Engage(以下、Marketo)の設定から開催までの準備、当日の司会、アンケート集計などです。セミナーの司会を行うことで名前を覚えていただけることが多く、架電の際に役立っています。特に私の声は特徴的なので、参加された方が覚えてくれていることが多いですね。
メール施策は、Marketoでのエンゲージメントシナリオや単発の販促メールの設定、検証などです。営業活動より前の段階であるナーチャリングの役割も一部担っています。

また、インサイドセールスという枠に収まらず、全体を見回す視点を持つような業務もしています。直近ではJIRAというプロジェクト管理ツールの自社導入にあたり、業務フローやルールの整備やマニュアル作成などを行いました。私は効率よく順序立てて進めることが好きで、フローを整える仕事は楽しいです。最初は「田中さんが向いていそうだからやってみれば?」という流れで始まったのですが、自分に合っているなと思います。

インサイドセールスの仕事の中で
印象的だったことは何ですか?

テレアポとインサイドセールスの違いを実感したことです。前職ではテレアポだったので、自分から喋って相手に「YES」と言わせることが仕事でした。何百件もの電話をかけ、簡単な質問から始めて最終的にはサービス契約を獲得することが目標でした。
一方で、パワー・インタラクティブのインサイドセールスは、課題を聞き出すためにいかに信頼感を持ってもらえるかが重要です。雑談相手になることもありますが、心を開いてもらえると課題に近い話も喋ってもらえるので、人と人との本来のコミュニケーションの形だなと思っています。
中でも印象的だったのは、とあるマーケティング担当のお客様との会話です。私も自社マーケティングの現場にいるので、同じ気持ちで様々な相談に乗っていました。社内に相談できる人がいなかったようで、こういう相談できる人が欲しかったんだよねと言われたのはとても嬉しかったです。

パワー・インタラクティブで働く魅力は何ですか?

フルリモートという環境ですね。私は静かな場所で集中できるタイプなので、仕事の場所と生活スペースとを分け、すごく集中して仕事ができています。また、やりたいことの希望が通りやすいことです。やりたいことが明確で目標に向かっていきたいという人は、グングンその部分を伸ばせるんだろうなって思います。私もインサイドセールスの業務の傍ら、最近はLooker Studioで自社のGoogleアナリティクス4のデータを繋げたダッシュボードを作っています。

田中さんの今後の展望を教えてください。

将来的にはコンサルタントとしてのキャリアを目指しています。自社のマーケティングだけでなくて他社事例や、業界特有のマーケティングなどの情報を集めていきたいです。そうしたら、お客様がこういう課題を持っているから、こんな状況にあるのではという予想ができるようになると思うんです。そういった予想ができるようになりたいです。そして、その知識を自社のインサイドセールスやマーケティングに還元できたらなと思っています。自社のコンサルタントとして会社の仕組みを変えていきたいです。

どんな人と一緒に働きたいですか。

ポジティブな人がいいです。営業やインサイドセールスをやったことない人でも、前向きに一生懸命取り組んだら可能性は無限だと思っています。また、私の性格と合わなくても、それはそれで面白いんじゃないかと思っています。事実だけを見て前向きに仕事に取り組むという能力を私自身がつけるチャンスにもなるので、自分自身の成長にもつながると考えています。多様性がほしいです。

おすすめの本

・『営業の「聴く技術」 SPIN』古淵元龍、大堀滋、ダイヤモンド社

こちらから話しすぎるのではなくお客様の声をじっくり聞くこと、引き出すことが重要な理由がわかる。

・堀江貴文 最大化の超習慣

面白い。自分と違う感性を持った人の思考を学ぶことで視野を広げられる。自分の考え方に合うところだけ生かしてみることで新しい発見がある。

・夜のピクニック

好きな小説
青春でもあり、心の動きの表現方法が好き。

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