コラム

岡本塾で学ぶ、行動指針「パワーWAY」共鳴の場

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パワー・インタラクティブでは、2024年4月4日と5日に、AllMeetingと呼ぶ全社研修をオフラインで行った。通常は、日本各地からリモートワークをしている従業員が一堂に会する年2回だけの貴重な機会だ。
2日間にわたって、親睦を深めるワークショップや各部署の事例紹介、サービス戦略を考えるワークなどが行われた。
本稿では、AllMeetingにて実施された「岡本塾」を紹介する。岡本塾は、従業員の行動指針「パワーWAY」について、社長の岡本自らが主導する学びと成長の場であった。

パワーWAYを軸に新しくなる組織

現在、パワー・インタラクティブでは、入社1年未満のメンバーが30%を占める。勤続10年以上のベテラン社員が新入社員に声をかけ、世代間ギャップをなくしてほしい、そして、上手く噛み合って他の会社にない価値を生み出してほしいと、岡本からのメッセージがあった。

時代は進む。ベテランも新人もそれぞれが専門性を高め、一丸となって変化する時代に対応する。チームを組み、今までにない新しい価値を創造し、提供する。そして、その過程を楽しむことがパワーWAY、行動指針のひとつだ。

行動指針「パワーWAY」理解と実践

パワーWAYとは

パワー・インタラクティブでは、「パワーWAY」という従業員の3つの行動指針がある。
・真摯な態度で挑む Challenge with a sincere attitude
・何事も共有する Share everything
・仕事に喜びを見出す Find joy in your work

創業時には、Quality、Speed、Enjoyという3つのスローガンがあり、それらを元にパワーWAYはつくられた。
新入社員は、入社研修の一環で、このパワーWAYについて教わるのだが、
今回の岡本塾で、「パワーWAYを大事にして欲しい」と、岡本より改めて話があった。

パワーWAYの実践度を測る

岡本塾では、パワーWAYを元にワークに取り組んだ。

まず、自部門以外の人と2人1組でペアをつくり、パワーWAYについて話す時間が与えられた。入社間もない社員も、ベテラン社員も一緒になって、真摯な姿勢とは何か、共有することの大切さ、仕事の喜びとはどんなものかを再確認する。
スライド上で読むだけでなく、同僚と共有することで、より明確に捉えられるようになる。

次に、AllMeetingの2日間で、ペアの相手について、パワーWAYに照らし合わせて行動できていたこと、できていなかったことをワークシートに記入する。

記入後は、お互いが記入した内容を元にフィードバックし合う時間が15分間与えられた。
・真摯な態度で取り組む
「連絡事項の伝達がスムーズだった」
・何事も共有する
「懇親会で、仕事のスタンスを共有してくれた」
・仕事に喜びを見出す
「グループワークの発表を楽しんでいた」
など、従業員同士がお互いに観察してきたことを本人に伝え、相手の行動のフィードバックをする。
自分の行動が、他の人にどのように捉えられ、感じられていたかを知ることができ、自分を振り返る時間となった。

ベテランと新人の融合

ワークの最後に、ペアで話した感想を発表する時間があり、
「若い人の規範になるように頑張ろうと思った」
「全体に向けての発言や質問がなかったのを反省した」
「新人がディスカッションでやりやすいように促すべきだった」
など、参加した従業員は、ワークを通して気づきがたくさんあった様子。

今回のAllMeetingは、ベテラン社員と新入社員がオフラインで交流する初めての場であった。
ワークではベテラン同士のペアもあったのだが、新人と積極的に交流してほしいと岡本より注意を受けていたのが印象的だった。
世代間ギャップをどう埋めるか。どんな組織や集団においても共通のテーマだ。

全社員が揃う研修にて行動指針を再確認することで、一人ひとりが会社の価値を考える良い機会となった。

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