サイトマップ

「データ集計だけ」から卒業! サイト改善とWebマーケティングに活かすための一歩進んだ使い方【セグメント編】

このエントリーをはてなブックマークに追加

Googleアナリティクスを一通り使えるようになり、さらに深掘りしたいと考えた時に必須なのは「セグメント」だ。

セグメントという概念自体、単にアクセス解析ツールで特定のデータを抽出するだけでなく、広告配信時やメルマガ配信時、あらゆるWebマーケティング活動に必須の概念だ。

Googleアナリティクスのセグメントを例にしながら。セグメントを改めて考えてみよう。

Googleアナリティクスのセグメントとは

Googleアナリティクスにおける「セグメント」は、特定の条件に合うユーザーやセッションのデータをGoogleアナリティクスのログから抽出するために使うものだ。

通常のレポート画面ではビューやフィルタで設定した範囲全体にアクセスした全体のデータが表示されている。もちろん、Webサイト全体の数値を見ることには意義があるが、データ集計のみに留まってしまうことも多い。

セグメントを使って条件に合ったユーザー・セッションのデータを抜き出すことで、「この条件のユーザーはコンバージョン率が高い」「参照元別にセグメントを作成して各参照元からの直帰率を比較するとAサイトからの直帰率が高い」といった事実が分かってくる。

一歩進んだデータ分析が可能になり、データ集計に留まらず、具体的なアクションにつながる分析結果を出しやすくなる。

Googleアナリティクスのセグメントの使い方

まずはGoogleアナリティクスでのセグメントの使い方を改めて見てみよう。

セグメントを作成・使用する際の影響範囲

セグメントはGoogleアナリティクスのレポート画面上で作成・使用する。

自分のレポート画面上でセグメントを作成・使用しても、他の担当者のレポート画面、他の担当者が作成・使用しているセグメント、そして元データ(アクセスログ)そのものには影響を与えることはない。

また、セグメントでの抽出は、作成する以前の過去のデータにも反映されるので、好きなタイミングで作成・使用することができる。

そして、セグメントを解除すればレポート画面上のデータは元に戻る。データへの影響は気にすることなく、気軽に作成・使用してみよう。

Googleアナリティクスのセグメントの種類

Googleアナリティクスのセグメントは、最初から自動的に準備されている「システムセグメント」と、自分で条件を設定できる「カスタムセグメント」の2種類が存在する。セグメントを初めて使用する場合は、まずは最初から準備されている「システムセグメント」から使ってみるのがお勧めだ。

システムセグメントの例

170321_segment_01.PNG

システムセグメントの内容はGoogle社が決めており、時期に拠って増減・変更がある。2017年3月21日現在では下記のセグメントが予め準備されている。

  • コンバージョンが達成されたセッション
  • コンバージョンに至ったユーザー
  • コンバージョンに至らなかったユーザー
  • サイト内検索を実行したユーザー
  • シングルセッションユーザー
  • すべてのユーザー
  • タブレットトラフィック
  • タブレットとPCのトラフィック
  • トランザクションの発生したセッション
  • ノーリファラー
  • マルチセッションユーザー
  • モバイルトラフィック
  • モバイルとタブレットのトラフィック
  • リピーター
  • 検索トラフィック
  • 購入したユーザー
  • 参照トラフィック
  • 自然検索トラフィック
  • 新規ユーザー
  • 直帰セッション
  • 直帰以外のセッション
  • 有料のトラフィック

システムセグメントの内容の見方

システムセグメントの設定内容を確認することができる。

  1. セグメント一覧を表示させ、内容を見たいセグメントの右端にある「アクション」プルダウンメニューの「コピー」を選択
    170321_segment_02.PNG
  2. セグメントの設定内容が表示される
    170321_segment_03.PNG

Googleアナリティクスのセグメントを使うには

ここではシステムセグメントを使ってデータを抽出する手順を紹介する。

  1. Googleアナリティクスにログイン後、閲覧したいレポート画面に移り、レポート画面中央部の「+セグメント」をクリック
    170321_segment_04.PNG
  2. 「セグメントの表示」項目から「システム」を選択
  3. 使用するセグメントのチェックボックスにチェックを入れる(最大4個まで同時に選択可能)
    170321_segment_06.PNG
  4. 「適用」ボタンをクリック
  5. レポート画面が再読み込みされると、セグメントがかかった状態=条件に合ったデータのみ抽出された状態でレポートが表示される

まずはシステムセグメントを試してみよう

上述の通り、システムセグメントが20個以上予め用意されており、また、そのシステムセグメントがどのような設定であるかを確認できることもあり、セグメント初心者の方はシステムセグメントを徹底的に見てみることから始めるのがお勧めだ。

まずはシステムセグメントでデータ抽出を試してみて、セグメントをかけていない状態との比較や、各セグメント間の比較を行ってみよう。

その後、システムセグメントの設定内容を確認して、「どのような設定がされているか」という理解を深めていこう。そうすることで、自分で条件を設定してカスタムセグメントの作成・活用の下準備となっていく。

まとめ

Googleアナリティクスにおけるセグメント機能は、まずは用意されているシステムセグメントを使って分析してみよう。セグメントを使ってデータを抽出することで、サイト全体の数値とどう違うのか、発見してみるところから始めよう。

    このエントリーをはてなブックマークに追加
    コラム・特集

    デジタルマーケティングの成功体験をサポート