デジタルマーケティングのコンサルティングを行う株式会社パワー・インタラクティブ(大阪市中央区、代表取締役:岡本充智、https://www.powerweb.co.jp/)では、勤務先が年商50億円以上の3年以上勤続しているBtoBマーケティング担当者107名を対象に、マーケティング部門と営業部門間でよく言われる「部門の壁」に関する調査を実施しました。その結果から、「部門の壁」をなくすには、営業現場に一緒に同行し、顧客ニーズを把握して意見交換することや、営業部と定期的なミーティングを実施するなど、営業部とのコミュニケーションの機会を持つべきという考えが見えてきました。
多くの企業より、マーケティング部門と営業部門の間に「部門の壁」ができ、連携がうまくとれないという声を耳にします。では、どのように解消すればよいのでしょうか。勤務先が年商50億円以上の3年以上勤続しているBtoBマーケティング担当者へ、営業部門との「部門の壁」について調査を実施しました。
調査テーマ:マーケティング部門と営業部門間でよく言われる「部門の壁」に関する調査
調査対象:年商50億円以上の企業に3年以上勤続しているBtoBマーケティング担当者
有効回答:107名
調査期間:2023年4月25日〜同年4月26日
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査設問:
1.マーケティング部と営業部の間の「部門の壁」
2.マーケティング部門から営業へ渡すリード
3.マーケティング部と営業部に「部門の壁」がある要因
4.「部門の壁」をなくすために行った方がよいこと
5.導入システム
自社において、マーケティング部と営業部の間に部門の壁があると思うか聞いたところ、「そう思う」が35.5%、「ややそう思う」が43.0%、計75.8%が部門の壁があるという回答でした。
マーケティング部と営業部に「部門の壁」がある要因として、「お互いにそれぞれの部門の業務内容を理解できていないため」「双方にコミュニケーションがうまく取れていないため」がいずれも38.3%で上位を占め、コミュニケーション不足が主な要因にあがっています。
「部門の壁」をなくすために行った方がよいこととして最も多かった回答は、「営業現場に一緒に同行し、顧客ニーズを把握したり意見交換する」が50.5%と半数を占めました。次いで「営業部と定期的なミーティングを実施する」が47.7%と続き、営業部との意見交換の場が必要とされています。
今回の調査では、マーケティング担当者の8割が営業部との間に壁を感じていることを確認しました。その要因として、部門間の理解が不十分であるとともに、コミュニケーション不足を実感していることが明らかになりました。
「部門の壁」を解消するには、営業部から得られる情報だけでなく、営業の現場で顧客の生の声を聞きたいという思いがあるようです。また、営業部との定期的なミーティングの時間を設け、マーケティング成果の数値化を共有し、部門間の理解を深めることが必要と考えられています。
さらに、6割が営業支援システム(SFA)や顧客管理システム(CRM)を導入していることを確認しました。こうしたツールに蓄積されているデータをもとに意見交換をおこなうことで顧客の理解度が高まり、部門の壁も取り払われるのではないでしょうか。
1.情報の出典元として「株式会社パワー・インタラクティブ」の名前を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
パワー・インタラクティブは、「マーケティングをデジタルで変える」を事業ミッションとするコンサルティング会社です。経験豊富なコンサルタントによる組織的なサポートが可能です。戦略設計、導入支援、導入後の伴走支援、オペレーション業務のアウトソース、社内研修などのトレーニングにおいて高い評価をいただいています。 マーケティング戦略設計から各種データの統合支援、BIツールを用いたダッシュボード構築、デジタルマーケティングの立ち上げや専門部門立ち上げ支援、DX推進プロジェクトの立ち上げ支援などお客様のマーケティング変革の支援を行います。