マーケ担当者の45%が今年度注力KPIを「獲得リード数」と回答。WITHコロナのBtoBマーケティング施策動向調査結果を発表。
調査にいたった背景
コロナ禍3年目のBtoBマーケティングの舵取りをどうするべきか
2020~2021年は多くの企業で、自社のマーケティングを、短期間でオンライン化に対応させようと奮闘した2年間だったと言えます。新型コロナウイルス感染症との共存も3年目となり、緊急事態宣言が解除され、企業の間では在宅勤務から出社に戻す動きが見られます。展示会やオフラインイベント開催の動きも一部戻ってきています。そういったなか、BtoBマーケッター達は、自社のマーケティングの舵取りをどのように進めているのでしょう。その実態を調査しました。
INDEX
調査結果サマリ
ターゲット設定とカスタマージャーニー設計に注力
今年度の注力活動の上位は、「ターゲット設定」「カスタマージャーニー設計」「コンテンツづくり」「KPI設定」。なかでも昨年度の未実施の活動上位に上がっていた「カスタマージャーニ―設計」が2位に浮上。
コロナ禍により影響を受けたターゲットの顧客行動をあらためて明らかにしようという意向が強く出る結果になりました。
重視しているKPIは「獲得リード数」「商談数」「受注数」
重視しているKPIは「獲得リード数」「商談数」「受注数」が、各40%を超える結果になりました。マーケティング活動は、見込み客創出を通じた営業活動への貢献へとシフトしていることがうかがえます。
今年度注力しているKPI
マーケティング3大ツールは「BI」「SFA/CRM」「MA」、いずれも60%超え
すでに導入済みのマーケティングツールと、今後導入したいツールを加えると、「BI・ダッシュボード」「SFA/CRM」「MA」の3ツールがいずれも60%を超える結果になりました。
マーケティング活動が見込み客創出を通じた営業貢献へ、よりシフトしつつあるなか、企業のマーケティング担当者は、マーケティング施策の成果を見える化することが求められています。マーケティングの収益分析を行う上で、この3つのツールは不可欠と言えるでしょう。
調査からわかったこと
アンケート結果より、「獲得リード数」「商談数」「受注数」といった営業貢献を意識したKPIを設定。ターゲットを明確にし、WITHコロナを前提としたカスタマージャーニーを描き、コンテンツづくりに戦略的に取り組むマーケティング担当者の姿が浮き彫りになりました。
また、BI・ダッシュボードやCRM、MAといったテクノロジーを積極的に取り入れ、マーケティング施策の見える化に取り組もうと奮闘しています。
パワー・インタラクティブは、これからも、現場で果敢にチャレンジする企業のマーケティング担当者のみなさんに寄り添いながら、共に、WITHコロナの時代を歩んでいきたいと思います。
詳しい調査結果はこちらからダウンロードください。