
1ヶ月で安全にユニバーサル アナリティクス移行を進める
2015年9月11日
分野 | ダッシュボード構築/データ基盤整備 |
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業種 | 流通/サービス |
掲載日:2015年9月11日
ユニバーサル アナリティクス移行をきっかけに、目標やクロスドメインの再整備を実施。
クライアントの課題
約30のソリューションを展開しており、ログイン機能もあるためユニバーサル アナリティクスへ移行を検討していた。また、現在のGoogle アナリティクスの設定内容に不備がありそうだが特定できていなかったため、専門家の目でチェックおよび整備してもらいたい。
Google アナリティクスの活用ポイント
- Google アナリティクス活用がほとんど行われていなかったため、旧プロパティは残さずにユニバーサル アナリティクス移行を行い、短期間で整備した。
- サイト内検索キーワードの取得や、成果設定など基本部分が整備できていなかったため、一から設定を洗い出して対応した。
実践フロー
1.ヒアリング、要件定義
- 分析用ビュー、バックアップ用ビューの構成を決定
- Webサイトで成果とするユーザー行動をヒアリング
2.実装(Googleアナリティクス)
- ユニバーサル アナリティクスへのアップデートを実行
- 成果設定、フィルタやサイト内検索キーワードなどの基本設定を整備
3.実装(Webサイト)
- 旧Google アナリティクスタグを削除し、Google タグマネージャコードを設置
- Google タグマネージャからユニバーサル アナリティクスタグを配信
4.運用
- ユニバーサル アナリティクスの分析メニューを社内勉強会の形式でレクチャー
- 分析するべき指標を社内でディスカッション
実践後の効果
- 設置してあるだけだったGoogle アナリティクスが、整備されることでWeb施策の分析に活用できるようになった。
- ユニバーサル アナリティクス移行をきっかけに、各部署内でアクセスログ分析への関心を高めることができた。
今回使用したGoogle アナリティクスの機能
機能 | 内容 |
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ユニバーサル アナリティクス | 2014年4月に正式リリースされたGoogleアナリティクスの進化版。 デバイスを横断したクロス分析などの機能追加が行われている。今後、Googleアナリティクスはサポートが終了し機能が停止してしまうため、全てのユーザーがアップグレードをする必要がある |