事例

BigQueryへ販売実績データを集約、可視化を実現

ビジネス形態
BtoB
業種
サービス
部門
営業
規模
100名~1000名未満
導入前の課題
Googleスプレッドシートを利用してLookerStudioで販売実績データを可視化していたが、レコード数の上限に達していた
成果
BigQueryに販売実績データを集約、データ加工の手間なく最新データを把握
利用サービス

クライアントの課題

BigQueryを導入し、販売実績データを集約して可視化したい

自社でLookerStudioを用いてダッシュボードを構築。Googleスプレッドシートに販売実績データを集約してLookerStudioで可視化していました。しかし、Googleスプレッドシートの1スプレッドシートあたり1000万セルの上限に達してしまったため、最新のデータが集約できない状況になっていました。

解決⽅法

BigQueryを導入・活用するための研修を全4回実施

BigQueryの導入方法、ならびにCSV形式の販売実績データをBigQueryのテーブルへ追記(もしくは上書き)する方法を全4回の研修を通じて解説しました。

具体施策

オンラインでBigQueryの概要から設定、使いこなし方まで解説

第1回:BigQueryの概要

最初にBigQueryの料金体系や構造について説明しました。次に、GCP(Google Cloud Platform)プロジェクトの新規作成と、BigQueryアカウント構造を解説しました。

第2回:BigQueryで新規テーブルを作成・上書き

BigQueryの基本構造であるデータセットとテーブルの新規作成と、CSVデータを用いたBigQueryへのインポートや、既存テーブルへの追記処理を解説しました。

第3回:LookerStudioからBigQueryを参照

LookerStudioのBigQueryコネクタを利用し、BigQueryへ蓄積したテーブルへの参照と、LookerStudioで作成したコンポーネントのデータソース変更について解説しました。

第4回:BigQueryの使いこなし(外部データソースからの連携、データの加工)

BigQueryが標準設定しているいくつかの外部接続機能の紹介と、BigQuery上でデータを操作するためのSQLについて、いくつかの例を用いて解説しました。

成果

BigQueryに販売実績データを集約、データ加工の手間なく最新データを把握

データの集約先をGoogleスプレッドシートからBigQueryへ変更することで、Googleスプレッドシートの上限を意識しないで最新データを集約できるようになりました。また、データマートを構築することで、今までスプレッドシート上で行っていたデータ加工の作業がなくなりました。

担当コンサルタントの声

BigQueryの様々な機能を利用したデータ集約の方法と、データを操作するためのSQLについて理解してもらいました。今回のレクチャーではCSV形式の販売実績データを集約することに終始しましたが、さらに様々なマーケティングツールのデータをBigQueryに集約することで、データの意思決定への活用が進むと考えます。

八木 耕祐

マーケティングデータアナリスト

八木 耕祐

Web行動履歴やアプリデータによる顧客行動分析

アナリストとして、50社のアクセスログ分析に携わる。現在は、データ設計、データマート構築などの基盤づくりから、ダッシュボード作成、分析まで、データ活用を極めている。セミナー登壇は50回以上、満足度90%以上のセミナーも多数。
リモートワークになり、海の近くでマリンスポーツをエンジョイ中。

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