事例

BigQueryでデータマートを構築、ダッシュボードテンプレートを装備

ビジネス形態
BtoB
業種
IT
部門
マーケティング
規模
100名未満
導入前の課題
自社が販売するツールの効果を、データを提示して顧客に具体的にイメージしてほしい
成果
顧客に自社ツールを活用することでいかに商談、受注につなげられるかを認識してもらう
利用サービス

クライアントの課題

提供ツールの効果を顧客に具体的にイメージしてほしい

MAとSFA機能を併せ持つマーケティングツールを提供、リード数やメールの開封・クリック数等を表示する簡易のダッシュボード画面は装備していたものの、具体的にどんなマーケティング成果が得られるか、顧客に提示できていませんでした。

解決⽅法

BigQueryにサンプルデータを蓄積し、データマートを構築

当ツールデータにおけるダッシュボード化の実装可否の整理と、データ設計を行いました。さらに、サンプルデータをBigQueryに蓄積し、ダッシュボードから参照するためのデータマートの構築を行いました。

具体施策

ダッシュボードの要件定義を行い、BigQueryでデータマート構築

1)ダッシュボードの要件定義

お客様よりダッシュボードのテンプレートイメージを提供していただき、それを元にBIツールで同じような表現ができるのか、実装可否の確認と、実装できない場合の改修イメージの作成を行いました。

2)データ設計

ダッシュボードイメージをもとに、固定フィルタやチャートを実現するためのデータの項目整理を行い、データマート構築のイメージを作成しました。

3)データマート構築

BigQueryにサンプルデータを蓄積し、加工を行いました。

結果

ダッシュボードのテンプレートでツールの効果訴求が実現

チャネル別の商談件数、営業担当者ごとの商談・受注実績、部門別の商談・受注実績等を示すダッシュボードのテンプレートを作成し、ツールの活用イメージが訴求できるようになりました。また、顧客にもダッシュボードテンプレートを活用してもらうことで、商品の価値を高めることができました。

担当コンサルタントの声

今回作成したダッシュボードテンプレートはBtoBの顧客向けのパターンです。今後はBtoCの顧客向けのダッシュボードテンプレートを構築することで、B社の顧客の幅がより拡がればと考えています。

八木 耕祐

マーケティングデータアナリスト

八木 耕祐

Web行動履歴やアプリデータによる顧客行動分析

アナリストとして、50社のアクセスログ分析に携わる。現在は、データ設計、データマート構築などの基盤づくりから、ダッシュボード作成、分析まで、データ活用を極めている。セミナー登壇は50回以上、満足度90%以上のセミナーも多数。
リモートワークになり、海の近くでマリンスポーツをエンジョイ中。

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