MAとSFA機能を併せ持つマーケティングツールを提供、リード数やメールの開封・クリック数等を表示する簡易のダッシュボード画面は装備していたものの、具体的にどんなマーケティング成果が得られるか、顧客に提示できていませんでした。
当ツールデータにおけるダッシュボード化の実装可否の整理と、データ設計を行いました。さらに、サンプルデータをBigQueryに蓄積し、ダッシュボードから参照するためのデータマートの構築を行いました。
1)ダッシュボードの要件定義
お客様よりダッシュボードのテンプレートイメージを提供していただき、それを元にBIツールで同じような表現ができるのか、実装可否の確認と、実装できない場合の改修イメージの作成を行いました。
2)データ設計
ダッシュボードイメージをもとに、固定フィルタやチャートを実現するためのデータの項目整理を行い、データマート構築のイメージを作成しました。
3)データマート構築
BigQueryにサンプルデータを蓄積し、加工を行いました。
チャネル別の商談件数、営業担当者ごとの商談・受注実績、部門別の商談・受注実績等を示すダッシュボードのテンプレートを作成し、ツールの活用イメージが訴求できるようになりました。また、顧客にもダッシュボードテンプレートを活用してもらうことで、商品の価値を高めることができました。
今回作成したダッシュボードテンプレートはBtoBの顧客向けのパターンです。今後はBtoCの顧客向けのダッシュボードテンプレートを構築することで、B社の顧客の幅がより拡がればと考えています。
マーケティングデータアナリスト
八木 耕祐
Web行動履歴やアプリデータによる顧客行動分析
アナリストとして、50社のアクセスログ分析に携わる。現在は、データ設計、データマート構築などの基盤づくりから、ダッシュボード作成、分析まで、データ活用を極めている。セミナー登壇は50回以上、満足度90%以上のセミナーも多数。
リモートワークになり、海の近くでマリンスポーツをエンジョイ中。
2024.07.05
2024.06.28
2023.11.24