第2回、第3回『マーケティング×Googleデータポータル基礎講座』のQA
パワー・インタラクティブ セミナー事務局【文責】
9月開催の第2回、第3回『マーケティング×Googleデータポータル基礎講座』で頂いた質問をご紹介します。
INDEX
- 1. Googleスプレッドシートからのデータの計算指標の小数点制御方法を教えてください。
- 2. BigQueryはコードを書けなくても使用できるのでしょうか?
- 3. 複数のGoogleスプレッドシートからのデータをデータポータルにレポート化することは可能なのでしょうか。
- 4. 期間コントロールボタンを利用し、同じデータの前年比、前月比を同時に表示させる方法をお聞きしたいです。
- 5. リンクの画像でなく、そのページのある画像(コンテンツのイメージ)を表示したいのですが、その機能はありますでしょうか。
- 6. ページビュー数を年齢別に棒グラフにしたラベル表示を、比率表示にするような場合、どのような関数になりますか?
Googleスプレッドシートからのデータの計算指標の小数点制御方法を教えてください。
方法は2つあります。まずデータポータル上で制御をする方法です。
Googleスプレッドシートのデータを一旦インポートし、データポータル上で、小数点を制御することができます。
Googleデータポータル上で対象のグラフを選びます。右側のパネルに「データ」と「スタイル」のタブがあるので、「スタイル」を選択します。
「数値精度」の箇所を変更することで小数点以下の調整が可能です。(デフォルトではautoになっています)

「スタイル」>指標の「数値精度」を変更
またGoogleスプレッドシート上でも小数点の制御は可能です。ヘッダーの部分に小数点制御のボタンがありますので、そちらで変更ください。

BigQueryはコードを書けなくても使用できるのでしょうか?
弊社ではCData SyncというETLツールを使いましたが、それはコードを書く必要がありません。連携するテーブルと項目にチェックを入れるだけで良いので、SQLなどのコードが書けなくてもデータの連携は可能です。
また、ETLなどで連携したテーブルに何も手を加えずGoogleデータポータルから参照する場合は、SQLが書けなくても使用できます。
連携したテーブルをBigQuery内で加工する場合は、コードを書く必要があります。
複数のGoogleスプレッドシートからのデータをデータポータルにレポート化することは可能なのでしょうか。
A.一つのレポートの中に複数のデータポータルのスプレッドシートのデータテーブルを表示させることは可能です。
1.「リソース」>「追加済みのデータソースの管理」をクリック

2.開いた画面にて「データソースを追加」という左下のボタンをクリック

上記手順を行うと、レポート上で可視化するGoogleスプレッドシートのテーブルを追加することが可能です。
期間コントロールボタンを利用し、同じデータの前年比、前月比を同時に表示させる方法をお聞きしたいです。
A,同じ表の中に前年比、前月比を一緒に表示させることはできません。しかし表ごとに前月比、もしくは前年比の表示選択は可能です。なので表を二つ配置し、期間を変更することで前年比前月比を一緒に表示させることができます。
1.表① データ>比較期間を「前年」に設定

2.表② データ>比較期間を「前の期間」に設定

3.期間コントロールパネルを設定し、比較したい期間を選択

リンクの画像でなく、そのページのある画像(コンテンツのイメージ)を表示したいのですが、その機能はありますでしょうか。
A,残念ながら難しいです。あらかじめアップしている指定の画像を呼び出す形でないとできません。
ページビュー数を年齢別に棒グラフにしたラベル表示を、比率表示にするような場合、どのような関数になりますか?
A,関数の機能でなく、Googleデータポータルが行っている集計方法を切り替えることで対応可能です。
1.画面右側の「指標」、ページビュー数の右側の編集ボタンをクリック

2.比較計算の箇所を「全体に対する割合」に変更

3.上記の手順を行うと全ページビューに対する年齢ごとの割合表示に変更できます。
