「成果を出す」コンテンツマーケティング

2022年6月30日(木)

マーケティングコンサルタント 水野 友紀子【文責】

2022年4月。約2年半ぶりにオフラインで全社研修 All Meetingを実施した。今回は1日目のコンテンツマーケティングを学ぶ研修の様子をお届けする。

写真1:All Meetingの様子


マーケティング活動を進めていくと必ずと言っても良いほどつまづくコンテンツの作成。どんな方針でテーマを決め、誰にコンテンツを作成してもらうか。どのようにコンテンツを量産していく体制を構築するか。マーケ担当者として私も悩みは尽きない。
そんな課題の糸口を見つけるべく、月間150万PVを誇るwebメディア「Books&Apps」を運営するティネクト社に研修を依頼した。ティネクト社には弊社のオウンドメディア「マーケティングブログ」のコンテンツ制作をサポートしてもらっている。



コンテンツは面白くなければ意味がない

そもそもなぜコンテンツマーケティングが必要なのか。それは、潜在層との接点獲得である。顕在層は広告で資料請求をしてもらう。コンテンツを発信していくことは、広告とは異なり、これからターゲットとなりうる潜在層の認知を獲得し、継続的なアプローチができるのである。
だからティネクト社は言う。潜在層をコンテンツで集客し、その中からコンテンツ内のCVポイントで見込み客を発見する。そのためには多くの集客に貢献する、読みたいと思える面白いコンテンツが必要である。

コンテンツ企画はユーザー目線を忘れない

研修では、コンテンツ作成を含めオウンドメディア運営スキルを学んだ。印象に残った点は3点ある。

1.ユーザーが知りたがっていることをリサーチする

コンテンツ企画はユーザーニーズを起点にキーワードを選定し、検索ボリュームを見る。
マーケ担当の目線では作りやすさという点で、どうしても企業が伝えたいこと・得意なことをコンテンツにしてしまう。私自身もマーケティング担当者として、自社でナレッジを多く持つGoogleアナリティクスやMarketoなど特定の分野の記事ばかり作成していた。実際のユーザーは何を考えているのか。直接声を聞いたり、アンケートをまとめたりしてニーズ把握を怠らないようにしなければならない。

2.オリジナリティ

一方で検索ニーズに応えるため、ユーザーが知りたいことをそのまま反映していたら、どんな人でも書ける凡庸的な文章になってしまう。それでは自社コンテンツとしてあまり意味をなさない。企業名を覚えてもらえない。中の人しか語れないこと、もの、体験をコンテンツにしたためる。では、そのオリジナリティって何なのか。それを考えていくことがマーケ担当者の役割なのかもしれない。

3.CVは自社サービスが必要な人に

ユーザーニーズに応えた素晴らしい記事を作れたとしても、成果が上がらなければ意味がない。成果は資料ダウンロードなどのCVである。面白いコンテンツとは別に成果を上げるためのCV設計も怠らない。

アンテナを張ってひとりよがりにならないコンテンツを

知れば知るほど様々な考え方があり、コンテンツマーケティングに取り組むハードルが上がっていく気がする。しかし、根本にある「ユーザーに役立つ面白い記事を届ける」ということは変わらないであろう。面白い記事を書くには、常にアンテナを張って、自分自身もコンテンツマーケティングに携わることに面白さを見出すのが良いのかもしれない。面白い人には面白いことが自ずとやってくる。

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    マーケティングコンサルタント水野 友紀子
    マーケティングコンサルタントとしてMA支援などに関わりながら、自社マーケティング業務も担う。好物は味噌煮込みうどん。Salesforce 認定Pardot スペシャリスト保有。

    
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